男女の浮気率に大きな差がある「長崎県」、その理由は? 相模ゴムが日本の性を調査した「ニッポンのセックス」で検証動画を公開
男性は最も低い浮気率なのに対して女性は第3位。一体なぜ?
相模ゴム工業が日本の性に関するさまざまな調査結果を公開している「ニッポンのセックス2018年版」。その中でも特に気になる結果を掘り下げた検証動画の第2弾「浮気率」編が公開されました。
第1弾「性生活の満足度」に続いて公開された検証動画の第2弾。男女ともに浮気率が最も高かったのは埼玉県という結果だったのですが、今回動画で検証したのは「長崎県」。その理由は長崎県の浮気率に男女間で大きな差があったため。男性は全国で47位と最も浮気をしていないのに対して女性は第3位という結果が出ていました。
現地の男女に話を聞いてみると、女性からは「浮気をしたことがある」、男性からは「浮気をされたことがある」という回答が。男女とも「長崎の女性ははっきりとした意見を持っていてパワフル、男性は控えめで大人しい」という傾向があることを自覚しているようです。
実際に2組のカップルが買い物をする様子を検証してみると、女性のほうが「そっちよりこっちがいい」「それはいやだ」とはっきり自分の意見を言っています。男性は終始押され気味でそれほど自分の意見を強く主張はしておらず、どちらも女性がリードして買い物を進めていました。事前のインタビューを見ていても、長崎の女性は大人しく優柔不断な長崎男性のことを少し頼りなく感じているようです。
なぜ長崎の男女にはこうした傾向があるのか? 県民性博士の矢野新一さんは「出島の影響」を指摘しています。江戸時代、出島があった長崎は特別地域として幕府から助成金が支給されており、男女ともに裕福だったとのこと。その結果として自立した女性が多く、早くから「男女同権」の文化が育っており、他の地域に比べて活発な女性や控えめな男性の割合が高くなったのではないかと分析しています。
ただし、ここで気になるデータも。事前の調査では20%程度だった長崎県女性の浮気率ですが、なんと街の聞き込みでは84%が「浮気している」という結果に。いくらなんでも多すぎる気がしますが、実はその理由は長崎県女性の浮気に関する考え方にありました。
長崎県女性の多くが語っていたのが「2人きりで出かけたら浮気」というもの。逆に長崎県男性は「体の関係を持ったら浮気」という意見が多く、むしろ女性のほうが浮気に関するボーダーラインを厳しく設定していたことが判明します。「ニッポンのセックス」では結婚・交際相手以外とセックスをしたら「浮気」としていますが、現地取材をおこなうことで、調査データという数値だけでは見えてこない事実が明らかになったのでした。
「ニッポンのセックス」は相模ゴムがコンドームメーカーとして真面目に性意識の変化を研究、分析しているコンテンツ。「2018年版」は2013年に続いて新たに調査を行った結果を発表しており、5年前との変化などもわかるようになっています。
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提供:相模ゴム工業株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2019年3月28日