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銭湯絵師の丸山清人さんは4月10日に自身の公式サイトで、弟子である勝海麻衣さんと師弟関係を解消したことを発表しました。勝海さんから解消の申し出があり、それを受けたものだと説明しています。
勝海さんは、日本で3人しかおらず最年長の銭湯絵師である丸山さんに、2017年から銭湯絵師見習いとして師事。東京藝術大学大学院に在学しながらファッションモデルもするという、三足のわらじで活動していました。しかし2019年3月末に大正製薬主催のイベントで勝海さんが描いた絵に盗作疑惑が浮上。勝海さんがTwitterで謝罪する事態となっていました(関連記事)。
師弟関係は4月5日をもって解消したとのこと。丸山さんは「勝海氏を一人前の銭湯背景画絵師に育てるよう指導の途中でこのようなことになりましたこと、非常に残念に思っております。勝海氏には今後も頑張って自分の道を歩んでいってもらいたいと心から願っております」と述べています。また今後の勝海さんの銭湯に関する活動などには一切関わりがないことを説明しています。
丸山さんは勝海さん以外に弟子をとっていた事実はないことも表明。今後「丸山清人」の名称を勝手に用いた活動などを発見した際は、法的措置の検討もすると伝えています。
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