「劇場版おっさんずラブ」に新キャスト、志尊淳&沢村一樹が参戦し“五角関係”に 副題は「〜LOVE or DEAD〜」と意味深
期待を裏切らないイケメン2人のキャスティング。
8月23日に公開される劇場版「おっさんずラブ」のタイトルと新キャストが発表。タイトルには「劇場版おっさんずラブ〜LOVE or DEAD〜」と意味深な副題が付けられ、新キャストとして俳優の志尊淳さんと沢村一樹さんが加わりました。愛の嵐が吹き荒れるのかな。
モテないダメ男である“はるたん”こと春田創一(田中圭さん)と、彼に恋する上司の黒澤武蔵(吉田鋼太郎さん)、Sっけ要素アリのできる後輩である牧凌太(林遣都さん)の三角関係がファンの心をがっちりつかんで離さないドラマ「おっさんずラブ」(テレ朝系)。連続ドラマが2018年6月に最終回を迎えると、たちまち“おっさんずラブロス”に陥るファンが続出しましたが、同年12月に映画化が発表されたことでファンのボルテージはマックスに。「どんなことがあっても、夏までは死ねない…」「朝から喜びの涙を流している」と、はるたんに恋する黒澤部長化したようなコメントが続出していました。
今回新キャストに起用された志尊さんが演じるのは、春田が所属する天空不動産第二営業所に配属されたキラキラネームを持つ陽気な山田正義(やまだジャスティス)。沢村さんは、天空不動産で新たに発足したプロジェクトチームのリーダーで春田たちの前に立ちふさがる強敵の狸穴迅(まみあなじん)を演じます。名前からして濃いキャラっぽい2人。
新キャスト追加に際し、「大きな瞳に吸い込まれながら楽しく撮影をしています」と沢村さんの存在に魅了されたことを明かした田中さん。志尊さんについては早くも営業所の仲間のように感じているといい、「新キャストのような感覚は既にないです(笑)」と和気あいあい撮影できたもよう。そして、「映画はスケールアップして五角関係になっています」と、5人の男が花火を散らす恋模様になっていることを明かしています。
吉田さんは沢村さんについて、「役柄上もお芝居上も『最強のライバル現る!』と感じる方です」と告白しており、「とても洒脱でとてもオシャレな方ですし、俺の立場がいよいよ危うくなってきたなと感じていまして、負けるもんかと思いながら演じさせていただいています」との宣戦布告も。林さんはドラマ版の後にさまざまなことが起きて劇場版につながっていくと劇場版の内容について明かし、牧が狸穴をきっかけに変化していくとしながらも「届けたいものは変わっていないと思います」「愛することの喜びが映画でより強く深く届けられると思っています」と、ファンの期待に応える作品になったと太鼓判を押しています。さらに罪な存在になってしまいそうな予感がする。
初の「おっさんずラブ」参戦となった沢村さんは視聴者としてドラマ版を見ていたそうで、作品のテーマについて「性別も年齢も超えた、人としての思いやりも超えた愛情のような『純愛の物語』だと思っています」と丁寧な見解も。志尊さんは「普段のみなさんの関係性が作品に色濃く反映されていると感じる現場」と率直な意見を述べ、「現場で感じる生の空気感を真っ直ぐ受け取って発信するということを意識し大切にしています」と、現場のナチュラルな空気を演技に反映させたことを明かしています。
田中圭さん(春田創一役)のコメント
連続ドラマが終わってから1年ぶりにキャスト、スタッフが集まり映画を撮影していますが、培ってきたチームワークが、すべてのシーンに活かされていると感じるほど全てが見どころだと思います。現場はとても楽しいです!沢村さん演じる狸穴とは、営業所と本社でぶつかりあいますが、沢村さんの大きな瞳に吸い込まれながら楽しく撮影をしています。志尊くんは早くも東京第二営業所の仲間みたいな感じで一つのシーンを皆で作る時も参加してくれるので、新キャストのような感覚は既にないです(笑)。
ドラマの時は三角関係がどうなるのか?というのが大きなテーマだったと思うのですが、映画はスケールアップして五角関係になっています。爆破あり、笑いあり、涙あり、そしてアクションありのスペクタクル超大作!となっていますので、ぜひ劇場でお待ちしております。
吉田鋼太郎(黒澤武蔵役)さんのコメント
沢村さんは役柄上もお芝居上も「最強のライバル現る!」と感じる方です。実際に存在感がすごくて目を見るとたじろいでしまう感じがします。とても洒脱でとてもオシャレな方ですし、俺の立場がいよいよ危うくなってきたなと感じていまして、負けるもんかと思いながら演じさせていただいています。志尊くんは、ドラマにも出演していたんじゃないか? と思うくらい現場に馴染んでくれていますし、これからもずっといてほしいと思うぐらいの存在です。
映画の公開を楽しみにして頂いているお客様がたくさんいらっしゃると思います。僕たちも撮影に入ることをすごく楽しみにしていました。その反面、連続ドラマよりも面白いものにしたいという気持ちがありましたので、どんな作品になるだろう?どんな台本が上がってくるんだろう?と少し心配していたのですが、台本はすごく面白いし、ものすごく良いチームワークでやはり「おっさんずラブ」の世界はすごいなと思いながら日々撮影しております。必ず楽しんでいただける作品になると思います。
林遣都(牧凌太役)さんのコメント
ドラマの後に様々な事が起きて映画のストーリーに繋がっていくのですが、牧はドラマの最後から変化しているんです。その変化のきっかけになるのが、沢村さんが演じる狸穴さんです。
僕も連続ドラマから入った時、その前の単発ドラマでみんなのチームワークが出来上がっていて不安もありましたので、志尊くんの気持ちはよく分かりました。でも(田中)圭くんが先頭となってみんなを引っ張ってくれていますし、気持ちの面で通じ合えているように思います。
映画版はスケールアップして、天空不動産の人たちに様々なことが降りかかるのですが、届けたいものは変わっていないと思います。人と人との物語や、大切な人たちの存在、愛することの喜びが映画でより強く深く届けられると思っています。楽しみにしていただきたいです。
沢村一樹(狸穴迅役)さんのコメント
現場では皆さんの人間関係や人間関係を超えたラブみたいなものが出来上がっているとすごく感じました。今回は仲間というよりは、少し敵対するような役柄ですので、みなさんの輪の中にずっと入っていられないのが残念なのですが、楽しく演じさせてもらっています。視聴者のひとりとしてこのドラマを見ていた時から、「おっさんずラブ」はラブがテーマの作品だと思っていました。それは性別も年齢も超えた、人としての思いやりも超えた愛情のような「純愛の物語」だと思っています。今回の劇場版では、僕と志尊くんが新たに参加したことで関係性も複雑に絡み合っていきますが、その分、愛情や人を愛する気持ちがより伝わる作品になっていると思います。気合十分です!
志尊淳(山田ジャスティス役)さんのコメント
普段のみなさんの関係性が作品に色濃く反映されていると感じる現場です。今回映画から参加させて頂くということで、チームのみなさんの空気感に早く馴染めるように心掛けました。(田中)圭さんが率先してコミュニケーションをとってくれて引っ張って下さいますので、安心して付いていかせて頂いています。
役柄としてはテンションを高くキープすること、また現場で感じる生の空気感を真っ直ぐ受け取って発信するということを意識し大切にしています。僕もいち視聴者として、ファンとして見させていただいていたこの作品に参加することができ、皆さんと同じ時間をお芝居で共有することができてとても幸せです。そして、映画ではさらに皆さんのことが好きになる素晴らしい姿を観て頂けると思います。すこしでも力になれるように一生懸命演じさせていただきます。楽しみにしていてください。
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