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SNSがなかった小学生の頃、「サイン帳」で承認欲求を満たしていた(3/3 ページ)

なつかしすぎる。

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 mixiについて“自分が過去に書き残してきた日記の存在”を怖れる人が多いと思います。しかもパスワードも忘れてもう入れなかったりする。しかし、私がmixiで本当に怖いと思うのは日記ではなく「友人からの紹介文」だと思うんです。

 友人からの紹介文は相手のページを開かないと自分が書いた紹介文を確認することができない。ということは、自分もすっかり忘れている痛々しい「友人からの紹介文」が、自分の気が付かないところで永遠に残り続け、見られ続けている可能性があるのです。



 そう、例えばこんな感じのやつ。こういうのが自分の気が付かないところで残り続けたりするんです。怖すぎませんか!?

 ……つらい。正直昔書いたこの紹介文を見た途端に謎の震えが止まらなくなり、冷や汗が止まらなくなり、明らかに健康に悪影響が出ているのに私はこの紹介文を消すことができません。友人たちがログインしていない今のうちにこっそり紹介文を消して存在しなかったことにもできたのに、ページに「当時の自分が生きた証」が残っているような気がして消せません。

 現実の自分はとっくにアラサーなのに、mixiのページ上では既に疎遠になったサークルの後輩からの「先輩大好きですぅ(ハート)」という紹介文が踊っていて、まるで大学生の時のまま時が止まってしまっているよう。mixiには、現実に悩む大学生時代の自分が今もひっそりと息づいているような気がしてしまうのだ。

ちぷたそ


これまでのお話





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