勤務先として魅力ある企業を世界共通基準で測る「エンプロイヤーブランド・リサーチ 〜いま最も働きたい企業 2019〜」の調査結果を総合人材サービス世界大手の日本法人、ランスタッドが発表し、総合1位には「サントリーホールディングス」(HD)が選ばれました。
サントリーHDは昨年11位から大きくランクアップしてトップになりました。2012年の調査開始以来、サントリーHDのトップは3回目。「職場環境が快適である」「環境や社会に貢献している(CSR)」「興味深い仕事がある」など、10指標のうち9の指標でトップ10入りし、総合的に高く評価されたとのことです。
2位は「味の素」。「ワークライフバランスが実現しやすい」「長期にわたる安定した雇用機会がある」「職場環境が快適である」など10指標のうち6の指標でトップ10入りしています。3位の「トヨタ自動車」は「財務体質が健全である」「長期にわたる安定した雇用機会がある」「社会的評価が高い」など6指標で1位でした。
海外企業部門では2年連続で「Apple Japan」が1位。「革新的な技術やサービスで新たな価値を提供する企業」を選ぶ「注目企業部門」ではGoogle日本法人が3年連続で1位でした。
業界別では建設/不動産/住関連で「TOTO」、金融/保険では「日本郵政」がそれぞれ昨年に続きトップに。商社/卸/小売業では、セブン&アイ・ホールディングスが初めて1位になりました。
調査は日本では今年で8回目。18〜65歳の男女6746人に、調査対象の225社について「社名を知っているかどうか」「その企業で働きたいかどうか」を尋ね、勤務先選びの際に重視する指標についても調べました。
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