スパゲティの画期的なレシピが考案されました。電子レンジのみを使うため鍋が不要で、湯切りも不要、洗い物もフォークと耐熱容器だけと最高です。料理コラムニストの山本ゆりさんがTwitterで紹介した、怠惰な者たちが大歓喜するレシピを、さっそく試してみましょう。
用意する材料はスパゲティ、オリーブ油(サラダ油でも可)、塩、水です。電子レンジOKな耐熱容器を準備しましょう。
スパゲティ100グラムを半分に折って、耐熱容器に入れます。水260ミリリットルと、塩少々(筆者は2つまみ入れました)、オリーブ油小さじ1を入れます。
ラップをしないで、表示のゆで時間+3分ほど、電子レンジで加熱します。
あとは待つだけでスパゲティがゆであがります。電子レンジを開けるとオリーブオイルのいい香りが漂ってきます。水はほとんどなくなっていますので、湯切りの必要はありません。このまま市販のソースをかけたり、味付けをしたりするだけで、おいしいパスタ料理ができあがります。簡単!
手抜きの二重塗りということで、市販のあえるだけソースを混ぜてみました。写真撮影のために別の皿に移し替えましたが、1人で食べる分には耐熱容器のままで十分です。怠惰を極める人間にとっては洗い物が少ないことも重要です。その点においても、このレシピは完璧でしょう。
スパゲティはもちもちでありつつ、少々アルデンテな仕上がりになりました。筆者はたまにスパゲティを水からゆでることがありますが(手抜きのため)、それとほぼ同じ食感です。ちょっともちもちした食感がミートソースに合うんですよね。
さらに、普段から料理に手間をかけようとしない筆者の場合ではありますが、お湯でゆでたときよりも麺の水気が少なく仕上がりました。そのためソースが薄まりません。人によっては電子レンジレシピのほうが、おいしく作れるかもしれません。
山本ゆりさんによると、「水が無くなると同時にスパゲティがいい感じにゆで上がるように計算しているので、水の量を量ること、ラップをしないこと」がポイントなんだそうです。加熱後に1本食べてみて、まだ固ければ追加加熱をしてください。
また、加熱時間は、600ワットの電子レンジの目安です。ワット数が違う場合は加熱時間を調整してください。
600Wでの加熱時間 | 500Wでの加熱時間 | 700Wでの加熱時間 | 800Wでの加熱時間 |
---|---|---|---|
1分 | 約1分10秒 | 約50秒 | 45秒 |
2分 | 約2分20秒 | 約1分40秒 | 1分30秒 |
3分 | 約3分40秒 | 約2分30秒 | 2分15秒 |
4分 | 約4分50秒 | 3分20秒 | 3分 |
5分 | 6分 | 約4分20秒 | 3分45秒 |
6分 | 約7分10秒 | 約5分10秒 | 4分30秒 |
7分 | 約8分20秒 | 約6分 | 5分15秒 |
8分 | 約9分40秒 | 約6分50秒 | 6分 |
9分 | 約10分50秒 | 約7分40秒 | 6分45秒 |
10分 | 12分 | 8分30秒 | 7分30秒 |
2人分(スパゲティ200グラム)の場合は耐熱ボウルを使い、水を450ミリリットル、塩少々、油小さじ2で、表示時間+5〜6分加熱するといいそうです。
ツイッターには「ワンオペ育児中だから助かる」「腕を痛めているので鍋いらずは助かる」などの声が寄せられていました。怠惰な人だけではなく、皆にやさしい生活の知恵と言えそうです。
(高橋ホイコ)
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