46年連れ添った妻を捨て、会った時間30分のメル友にプロポーズ「奥さんもアナタは要らないんじゃないですかね?」 「テレフォン人生相談」先週のハイライト(2/2 ページ)
妻から離婚を止められるのを望む自尊心夫。
会った時間約30分でプロポーズ
この相談者、裕福な家庭で育った妻が自分と結婚した理由として「名の通った大学を出、名の通った会社のサラリーマン」であることを挙げていたり、海外での愛人から熱烈に愛されていたと強調したりと、「自分には価値がある」と思われたい人なのだろう。
問題の「メールお友達」も、相談者からのプロポーズに対し「離婚ができたら、私はアナタのプロポーズを受けます」と言ってくれているという。
しかし、このメル友と実際に会ったのは3回だけ。しかもそれぞれ10分程度の時間。つまり約30分しか会ったことがないのにもうプロポーズして、オッケーまでもらっているのだ(まだ手しかつないでいない)。
メル友の年齢は聞き出していなかったが、「(メル友は)私が72ということも知っています」と言っていたことから、だいぶ年下なのではないかと想像される。これを「古希を過ぎた男がついに見つけた真実の愛」と見るか、「遺産狙いの女にたぶらかされている」と見るか……。
自尊心を女性によって満たされたいタイプだと思われる相談者が、出会ったばかりの女性に唐突なプロポーズを受け入れられて「求められている!」と浮かれてアパートまで借りちゃったのに、実際はだまされているだけだったとしたら……悲しい。
いろいろと心配になるが、大迫先生は「奥さんは『それ(離婚)でいい』って言うんじゃないですかね?」の一点張り。いつもは親身になって相談者のフォローをしてくれる柴田理恵も、特にコメントないまま電話を切っていた。
これまでの「テレフォン人生相談」
北村ヂン
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