格闘ゲームにおける「初心者救済システムの歴史」がTwitterに投稿され、反響を集めています。あらためて見ると“初心者救済システム”はかなり以前からあったんだなあ……。
格闘ゲームは初心者とトッププレイヤーの実力に大きな差が出やすいことから、初心者が挫折しやすいジャンルとされています。そのため、格闘ゲーム界では「どうすれば新規のプレイヤー(初心者)を増やし継続してプレイしてもらうか」が大きな課題となっており、ゲーム中に「初心者救済」につながる仕組みを取り入れられていることは少なくありません。
今回投稿された「格闘ゲームにおける初心者救済の歴史」は、1994年から2015年までに登場した「初心者救済システム」を抜粋して紹介したもの。ガードを自動で行ってくれる「エックス・メン チルドレン オブ ジ アトム」(1994年)の「オートマチックモード」、複雑なコマンド技をスティックを傾けるだけで出せる「カプコン VS SNK2 EO」の「GC-ISM」、特定のボタン連打でコンボつなぐことができる他、自動ガードなども取り入れられた「ギルティギア イグザード レベレーター」の「スタイリッシュタイプ」などが挙げられています。
かわいらしいイラストとともに初心者救済の歴史振り返ったこのツイートは大きな注目を集めることとなり、「3DS版スパ4は画面タップだけで必殺技が出せた」「結構昔から初心者救済システムってあったんですね」などさまざまな意見が寄せられています。
現在ではトレーニングモードやチュートリアルの充実、連打コンボの導入など、以前よりも「初心者救済の仕組み」を取り入れる格闘ゲームが増えています。格闘ゲームを広い層にプレイしてもらえるよう、メーカーの努力が今も続いているといえそうです。
画像提供:氷田成上(@nalia_)さん
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