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USENHD、従業員の定年を「70歳」に延長 「社員のモチベーション向上に」

政府は希望者が70歳まで働ける機会を確保することを企業に努力義務とする方針です。

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 USEN-NEXT HOLDINGS(USENHD)は6月19日、社員の定年再雇用制度を見直し、正社員の定年を現行の60歳から70歳に延長すると発表しました。9月からグループ全社に適用します。

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「必要とされる次へ」

 現在の制度では、正社員は60歳で定年を迎えた後、希望者は契約社員として1年ごとに契約を更新し、最長65歳まで働くことができます。

 制度の見直しにより、正社員は60歳で一度定年を迎えますが、希望すれば正社員として再雇用し、70歳で2度目の定年を迎える形になります。報酬は再雇用時に再査定するほか、1年ごとに評価に応じて決めるとのことです。

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70歳定年のイメージ

 現行の高年齢者雇用安定法では、企業に対し、希望者全員を65歳まで雇用するよう義務付けています。政府が5月にまとめた同法の改正案では、希望する人がさらに70歳まで働ける機会を確保することを企業の努力義務として盛り込みました。

 USENHDは「定年延長は社員のモチベーションの向上につながり、60歳以上の社員も貴重な戦力として活用していくことができる」とコメントしています。

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