県外への出張。それは大体いつも意味分からんタイミングで突然訪れる、意味の分からん仕事。
移動の疲労。慣れない土地。緊張。首を締め付けるネクタイ。夏は暑く汗をかき、冬は寒く荷物が増える。やっと終わってホテルに泊まるが部屋は狭く、空気は乾燥している。寝たらミイラだ。
そんな疲れる出張のときに思うこと。それは。
……そう、思う人も中には少なくないんじゃないでしょうか?
こんにちは、ライターのみくのしんと申します。
出張楽しいけど、大変よね……。
そこで今回は、そんな出張疲れが“超”吹き飛ぶ“超”快適ビジネス“超”ホテルとうわさの「コンフォートホテル」さんが「“新”大阪」に“新”オープンしたので“新”紹介をしたいと思います(新紹介ってなに?)。
コンフォートホテルとは
フロリダ発祥の世界最大級のホテルで、ホテルの内装からサービスまで、まるでフロリダにいるかのような居心地の良さがあり、チェックインから寝具、朝食までにこだわりを持つすてきなホテル。
……僕はフロリダには行ったことがありませんが、果たして満喫できるんでしょうか……。
取りあえずチェックインしてみましょう。
「いらっしゃいませ。お疲れさまです」
「よろしくお願いします。今回はコンフォートホテルの紹介というガチガチの宣伝として僕が泊まりに来たんですけど、いろいろと大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ! コンフォートホテルはどなたにも居心地のよい空間を過ごせるように配慮しておりますので本日はごゆっくりしてください!」
「頼もしっ。それでは早速チェックインをしたいのですが……」
コンフォートホテル新大阪ではチェックイン、チェックアウトはこちらの機械(メカ)を使ってセルフで行います。予約時に送られるQRコードをかざして個人情報の入力をすればあっという間にチェックインが可能!
「セルフチェックイン……めっちゃいいですね。人見知りの方はもちろんチェックインってどうしても混雑しがちだから機械でササッとできるのが楽チンで最高!」
「ありがとうございます」
「しかもこれ、保護シートが貼ってあってのぞき見が出来ないようになってる! 個人情報も守ってくれてるとは……当たり前だけどホスピタリティとはこの事……!」
「それではチェックインが終わりましたら声をかけてください! ……あと、もしよろしければ……」
「???」
「タッチペンもございますので、じかに指で入力なさらなくても問題ございません」
「普通に気付かなかった……すみません」
入力が終わると機械からルームキーが! ハイテクー!
そしてかっこいー! 水彩の柄がたまらんね!
「椎葉さん。チェックイン終わったのですが……1つ質問が」
「なんでしょう?」
「実は…」
「赤子がいるのですが……」
「あら」
「この子の分の予約し忘れちゃったんですけど……リュックに入るサイズなんでどうにか“無料”って訳にはいきませんかね?」
「コンフォートホテルでは添い寝に限りますが小学生以下のお子さまは無料で宿泊することが可能ですよ!」
「すご! やったー! これで一緒に寝れるぜ! イェイイェイイェイ!」
「それと当ホテルは、チェックイン前、チェックアウト後もしばらくお荷物を預かりしておりますので、少し早く着いた場合でもお荷物を置いていただいてお昼ご飯を食べに行かれることも可能ですよ」
「それもいいなぁ。かなり近未来なキャリーバッグを預けるマシンですね」
「また別の機会にご利用ください!」
「分かりました! それでは早速お部屋の方に行こうかな……ちょっとスマホの充電もしたいし」
「みくのしんさん、充電器はお持ちでしょうか?」
「遠出するってのにさすがに忘れないです…………ってあああああああああ!!!!!!」
「大丈夫ですか?」
「やっちゃいました」
「お忘れになってしまいましたか……。しかし心配なさらないでください。当ホテルは貸し出しサービスが充実しておりますので、充電器はもちろん爪切りまで、借りたいものがあれば何でもお申し付けください!」
「爪切りも!?」
コンフォートホテルの貸し出しサービスはとても充実していて、何から何まで借りられると言っても過言ではありません。写真にもありますが氷枕や体温計の貸し出しも!
特に寝具にはこだわりがあり、さまざまな種類の枕を借りることが可能!
「せっかくですので貸し出しできるもの全てお持ちしましょうか?」
「え!?」
と、いう訳でお借りしました。
スーツの人が次の日もシャキッとできるように「アイロンセット」や、湿度が気になる方への「加湿器」。充電器はもちろんHDMIケーブルも借りられるので部屋でゲームができます。部屋のテレビにスマホを映し出せる変換ケーブルまで借りられるので、出先で撮った写真を大画面で友達と共有することも可能!
枕は高さを調整できるものから「フットピロー」までさまざまあり、その他にもソーイングセットや缶切りまで「マジでこのまま暮らしたいぜ」って感じです。
「それにしても借りすぎたな……記事のためとはいえ申し訳なっ」
カードキーをかざすだけで入室できるのも最高に楽……! 手がふさがってるときには地味にうれしい!
「うわー! ベッド気持ちいー!」
「コンフォートホテルでは、お客さまの快適な眠りをサポートできるようにオリジナルの寝具を使っております!」
「なるほど。枕にもいろいろ種類があるし、ベッドにもこだわりがあってどれも気持ちいいし、家の布団じゃ物足りなくなりそうです」
「ありがたい事に他のお客さまにもご好評でして、お気に入りの寝具がありましたらご購入いただくことも可能です!」
「へー! 布団とか枕って1回使わないと分からないからこういうサービスってうれしいですね」
「たしかベッドにも当ホテルのマークが付いてるはずなんですけど……そちらも見てもらいたいですね……」
「いや、別にうたがってませんし、大丈夫ですよ?」
「あ、ありました!」
「コチラです!」
「本当にうたがってたわけじゃありませんが、わざわざありがとうございます。本当にコンフォートホテルのマークだ! ……ただ」
「こんな客室のベッドのシーツをひっぺがして、ベッドを持ち上げたりする人いる?」
「みくのしんさん、とても楽しそうな顔してますよ?」
「いや、ここでへこんだ顔見せらんないでしょ。でも寝具はほぼ全部コンフォートホテルのオリジナルなんですね! これは本当にすごい事!」
「何で僕がベッドメークしてるか分からんけど」
「ありがとうございます」
「それとお部屋にはまだポイントが有りまして、コチラのデスクも実はこだわりがあるんです!」
「こういうのって大体あるだけで使おうと思っても快適に使えなかったりするんですよね」
「そうなんです。しかし、一部のコンフォートホテルのデスクは……可動するんです!」
「あらまぁ」
「お客さまの用途に合わせて、デスクを使用していただけるようになっております」
「ベッドの横においてお酒を飲みながらテレビを見てもいいってことか……」
「もちろんです!」
「窓際にセットして碇ゲンドウごっこもできると」
「……使い方はお客さま次第です。ご自由にお使いください」
その他にも「エアコンが家のやつ」なので寒すぎたり暑すぎたりすることなく、自分好みのちょうどいい温度にできる他、全室禁煙(もちろん喫煙所有り)なのでタバコが苦手な方にも優しいですし、何よりコンセントの量が多いのがうれしい! ベッドの横にスマホなどが置ける台に電源2つ、USB1つはありがたすぎる……。
「最近できたこともあって現代人にはうれしい配慮ですね。ベッドの脇に電源が無いビジネスホテルの多いこと……」
「貸し出しもしてますが、全部屋にスマホの充電ケーブルは置いてありますので、ご自由にお使いください!」
「めっちゃ便利……! ありがとうございます!」
「それではお部屋の説明はこれくらいになりますが、みくのしんさんご昼食はお済みでしょうか? よろしければお近くのお店を何軒かご紹介しましょうか?」
「やったー!」
コンフォートホテルでは他のホテル同様、ホテルから歩いていける範囲のお店のデータをもらうことができます。ホテルの周りにはランチでも使えるお店もかなりあったので、ぜひお泊りの際にご確認ください!
今回、僕はめちゃめちゃ悩んだ結果……近くのお店で海鮮定食を食べることに決めました!
「中落ちうめー!」
食後は近くを少し歩いたのですが、ホテルの周りはコンビニや100円ショップ、激安の焼き鳥屋さんまであるので、かなり便利な好立地となっています。
そしてホテルに戻ると最初は気付かなかったのですが、なにやら開けたおしゃれカフェの様なものが? ここは……?
「こちらはコンフォートライブラリーカフェといって、朝食会場を14時から24時までフリーで使用していただける場所となっています」
「このライブラリーカフェはコンセントとWi-Fi完備。ウェルカムドリンクとしてコーヒー紅茶はもちろん、そちらが苦手な方やお子様用にレモンウォーターのサービスがあります」
これが話にあったレモンウォーター……、リフレッシュと書いてありますが、本当にリフレッシュできるのか……?
ごく……。
リフレッシュ!
「リフレッシュ!」
「満足していただけたのなら良かったですが」
「梅雨とか夏になるとジメジメして蒸し暑いのでこういうのはうれしいです!」
「このレモンウォーター。実はアメリカのコンフォートと同じサービスにしているんです!」
「ということはこれが……フロリダの風!」
「さぁ、どうでしょう……」
そして、ライブラリーカフェなのでもちろん力を入れてるのは「本」のコーナー!
「旅の醍醐味」「まちの来歴」「心地よい時間」「心と体を整える」という「JAPAN HOUSE LONDON」や国立新美術館のミュージアムショップ 「SOUVENIR FROM TOKYO」を手がけられた選書家の幅 允孝氏が選んだ4つのジャンルの本をここでは読むことが出来ます。
「普段本なんて読まないのですが、なんかついつい手に取りたくなる本ばかりだ……ここは代官山にある漢字の“蔦屋”ですか?」
「そうではありませんが、ただやみくもに本を置いてるのではなく、選書家の方に頼んだ厳選の本を置いてあります!」
「厳選とな、あ!」
「又吉さんが書いた”カキフライが無いなら来なかった”も置いてある!」
「気になっているけどお持ちでない本などがありましたらぜひコーヒー片手にくつろぎながらお読みください!」
「この本は持ってるんですけど読んだこと無いので読みたいと思います!」
2階にはもちろん洗濯機と自動販売機が当たり前に設置されており、至れり尽くせりなのですが、僕が特に感動したのはこちらです。
でかビッグ紙コップ!
ちなみに隣りにある製氷機はあのホシザキ製の物。驚くなかれ! なんとこの製氷機からは……。
ドでかビッグ氷が出ます!
これ、すごくないですか?
お酒を部屋で飲むときとかに最適過ぎません? 氷が大きいのですぐ溶けずにぜいたくな気持ちになれるし、そもそもこんな紙コップ初めて見たわ!
「失礼かもしれませんが、これ1番いいです。ありがとうございます」
「細かい部分までありがとうございます」
「へへへ、氷には目がないもんでしてね……」
「はぁ、快適」
「お時間に余裕がありましたらここから電車で20分位で大阪の中心部の方まで行けるので、ぜひ観光もしてみてはいかがでしょうか?」
「あ、確かに! なんかホテルが良すぎて普通に風呂入って寝ようと思ってました! というか当たり前だけど近いですね!」
「はい! それでは大阪の街をお楽しみください!」
と、いう訳で来ました道頓堀。
いやはやコンフォートホテル最高か? 癒やしも娯楽も全部目と鼻の先にあるなんて……それでOKなのか? 人間として大丈夫かな? 太らない?
いや、通天閣を見ながら歩く新世界たまんねーな!
とは言ってもこれもお仕事。
しっかりしないといけませんね!
そう、しっかりとね……。
まぁね……!
これも……ね!
すません!!!!!!
ふぅ〜。串カツも最高だったけど土手煮も美味かったな〜。
いやぁ、大阪最高ですね。
帰りはいつ買ったか覚えてないお土産を片手にお酒でも買って帰りましょう(コンビニが近いから本当に最高)!
部屋に戻ったらまずは風呂にお湯をためて。
ザブン……っ!!!!!!
身長170センチの僕がこんだけ足を伸ばせるんだからたいしたもんだよ。めっちゃ気持ちいい。一日の疲れがお湯に溶け込んでいく……。
コンフォートホテルではシャンプー類にもかなりこだわっています。「ビジネスホテルのシャンプーで髪洗うとキシキシで最悪〜」という事も全くないそうです。特に女性にはうれしいサービスでは?
それと、個人的に僕がうれしかったサービスなのですが……。
これ!
どういう事か分かりますか?
浴槽内にある鏡にくもり止めが塗っていてびっくりするくらいはっきり自分の顔が見れるんですよ!
なんというか、別にしなくても満足なのに潜在的に思ってる「あったらいいな」をしまくってくれてるのが本当に気持ちいいです。何も伝えてないのにマッサージで気持ちいい所押してくれてるかのような感覚!
コチラのナイトウェアもコンフォートホテルオリジナルで肌触りが最高!
風呂上がりのドライヤーも「これでどうやって乾かせばいいの?」みたいな、おじさんの吐息の様な貧弱ドライヤーでは無く、しっかりとしたメーカー品で最高最高最高!
……。
ちょっと褒め過ぎじゃない?
大丈夫かな……?
お風呂上がりはテレビを見ながら晩酌。
なんだか後ろ姿おじさんだけど、それも良き。ここでも机を動かしていますが、微調整を連続して簡単にできるのは本当使ってみるとその良さが分かります(ちなみに机の高さもちょうどいいです!)。
それでは、明日が早いので僕はお先に失礼します。
おやすみ……あおくん……。
朝食は6:30からライブラリーカフェでバイキング!
「おはようございます! 昨夜はゆっくり眠れましたか?」
「おはようございます……しっかり寝れました!」
「足の枕! あれがめっちゃ良かったです! 家にも欲しい! 買おうかな!」
「ありがとうございます!あの枕も人気なんですよ〜!」
バイキングのメニューはフロリダをほうふつとさせる色とりどりの野菜や果物。そして主食の数々……。
「どれもおいしそう!」
「実は当ホテル、朝食のメニューにもこだわりがありまして、1つ自慢な点があるんですよね!」
「え、なんだろ!? 365日梨が食べれるとか?」
「それができたらすごいですけど、違います。トースターを見てみてください!」
「トースター? ……あ!」
「バルミューダじゃん! やったー!」
「ぜひおいしいパンをご賞味くださいね!」
「きっと使ったことない人多いはずだからこのサービスはマジでいい!」
「久しぶりにこんなバランスのいいご飯食べる気がします」
「どうぞごゆっくりお召し上がりください!」
「いただきまーす!」
「……、ふぅ……」
「え!? お口にあいませんでした?」
「いや、なんかこれ食べたら終わりか……って思うと悲しくなって……」
「そういう事ですか……! ありがとうございます! またいらしてくださいね!」
「あの部屋を出たら、また僕じゃない違う誰かが泊まるんだろうな……」
「……」
「それじゃあチェックアウトしますね。なんかさっき来たばっかりな気がしてならないです」
「押したくねー!」
「タッチペンをお使いください……」
「あ、またしても! すみません!」
「いえいえ。あ、みくのしんさんお土産を買われているようですが、お荷物になるようでしたらコチラからご自宅に配送できるサービスもありますがご利用なさいますか?」
「え!? そんな事もできんの?」
「お土産の配達サービス(別料金)までついてるなんて、本当に最後の最後まで最高でした! また、お仕事で使う機会があったらぜひ使わせていただきます! 今回はありがとうございました!」
【おわり】
いかがでしたでしょうか?
初めてコンフォートホテル新大阪を使ってみた僕の感想としましては「居心地の悪さを一切感じさせない最高のビジネスホテル」でした。
オープンしたてでキレイな客室やロビーなどはとても気持ちがよいので、ぜひ大阪に出張の際はご利用してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、現在コンフォートホテルでは全室禁煙1周年を記念して、「500円引きクーポン」をプレゼントしているそうです!その他にも公式サイトから予約すると「チェックイン1時間、チェックアウト1時間、合計2時間滞在時間が延びる」特典なども行っており、お得な情報や予約状況に関しては随時公式サイトで案内しているそうなので、チェックしてみてくださいね!
それでは最後に新大阪駅とコンフォートホテルの間にあった「片側1車線の歩道橋」の画像で、お別れしたいと思います! 最後まで読んでいただきありがとうございました! さようなら〜!
ほっそ〜。
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提供:株式会社チョイスホテルズジャパン
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2019年7月4日