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ついに(一部)完成! 桜木町駅付近、東横線跡地の遊歩道 一部区間が開通したので行ってみた

横浜駅と並んで、「ここ」もなかなか進んでいないように見える工事でした。

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 横浜市が整備を進めている東急東横線の廃線区間(横浜駅〜桜木町駅)の一部が、遊歩道として利用できるようになりました。

東横線跡地遊歩道
2019年7月16日に利用できるようになった東横線廃線跡地桜木町駅付近遊歩道の桜木町駅方面(筆者撮影)
東横線跡地遊歩道
同じく紅葉坂方面(筆者撮影)

 2019年7月16日に開通したのは、桜木町駅西口広場付近から紅葉坂交差点までの約140メートルの区間です。

東横線跡地遊歩道の位置
今回利用できるようになった区間(画像:横浜市プレスリリースから)
東横線跡地遊歩道
紅葉坂交差点をまたぐ「みなとみらい4号橋」(筆者撮影)
東横線跡地遊歩道
遊歩道は植え込みの整備も行われた(筆者撮影)
東横線跡地遊歩道
紅葉坂側の出入り口は階段のみ(筆者撮影)

 東急東横線の横浜駅〜桜木町駅間は2004年1月に廃止。横浜市は横浜都心部における回遊性の向上と地域の活性化を目的に、廃線跡を利用した遊歩道の整備事業を進めています。事業対象区間は全約1.8キロ。当初の予定では2016年度末には整備が完了する予定でしたが、今回完成した紅葉坂交差点から先の区間は、2021年度の完成に向けて工事が進められています。

桜木町駅西口広場
工事中の様子(2019年3月、筆者撮影)
東横線桜木町駅高架
工事の始点となっている桜木町駅西口広場に残された高架脚(筆者撮影)
東横線桜木町駅高架下
桜木町駅から高島町駅付近まで、高架下には国道16号線に沿うようにひたすら真っすぐの歩道がある(筆者撮影)
東横線桜木町駅高架下
高架下歩道の様子(筆者撮影)

 横浜市内では「一体いつ終わるの?」で知られる横浜駅と並んで、ここもなかなか進んでいないように見える工事ですが、今回ようやく一部区間が完成して横浜市出身の筆者はほっと一安心。今後ゆっくりとでも進んでいくであろう横浜駅方面の整備が楽しみになってきました。

大泉勝彦

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