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東急電鉄は3月26日、同社初となる有料座席指定サービスを東急大井町線の一部列車で開始すると発表しました。
近年、首都圏の私鉄各社では西武鉄道、東京メトロ、東急東横線を走る「S-TRAIN」(関連記事)や京王電鉄の「京王ライナー」(関連記事)など、通勤車両を使った座席指定列車が相次いで登場しています。東急電鉄も、東急大井町線の新型車両「6020系」7両編成のうちの1両を2018年冬から指定席車両として運用します。開始時の運行本数は、平日の19時台から23時台にかけて1日5本程度、1列車あたり約40席の指定席を用意します。
走行ルートは、東急大井町線から東急田園都市線の長津田駅まで直通する急行列車区間を想定。品川エリアなどから大井町線を経由して、田園都市線方面に帰宅時の着席ニーズに応えるものとしています。運転開始日や指定券料金は後日発表予定です。
また、この列車の愛称も同社Webサイトで募ります。応募締切日は2018年5月6日。愛称採用者は5万円分の東急グループ商品券が贈られます。
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