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山田涼介「セミオトコ」2話ラストシーンの謎 寝ているセミオにおかゆが「許可を得ない」キスをしてしまったのはなぜなんだ?(2/2 ページ)

「お仕事ってなんですか?」「仕事とは、生きることだ」。

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おかゆ「犯罪! 犯罪! 黙って唇を奪うなんて!」

 ちょっと不可解だったのは、ラストシーンで寝ているセミオにおかゆがキスをしてしまったこと。1日目の終わりでもおかゆはキスを考えていたが、ものすごい勢いで否定もしていた。

 おかゆ「犯罪! 犯罪! 黙って唇を奪うなんて! 私が女で彼が男だからちょっとだけ許されるような気がしてしまうが、それは間違っている! 逆だったらどうだ。私がおっさんで、寝ているのがかわいい若い女の子だったら。寝顔にキスは大ブーイングだろう! 許されないだろう! そういうところも平等でないと、真の女性の権利を勝ち得たことにはならないのではないでしょうか!」

 ものすごいひとり言だ。この台詞のあと、おかゆはキスをやめて寝てしまった。

 「地味なおかゆと美しくてかわいいセミオ」を逆にしても、おっさんとかわいい若い女の子ではなく「地味な男と美しくてかわいい女」なのでは……など、色々ツッコみたいことはあるが、確かに許可を得ないキスは暴力的だ。それをわかっていながら、最後には結局キスをしてしまった。

 わかっていながら行動した(させた)理由はまだ掴めないが、何か意味があることだと信じたい。

 おかゆ「かわいい……。美しくてかわいい、最強っすね……」

 セミオの寝顔を見つめて、おかゆはつぶやく。この台詞にはうなずくしかなかった。キスの意味を考えるのは第3話以降に持ち越そう。「おかゆさんを幸せにしたい」というセミオの気持ちに変化が訪れる第3話は、今夜放送予定だ。

むらたえりか

宮城県出身のライター・編集者・ハロヲタ。

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たけだあや

イラスト、粘土。京都府出身。

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