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ファストファッションの米FOREVER 21(フォーエバー トゥエンティーワン)が破産申請を準備していると米ブルームバーグが報じました。
報道によると、FOREVER 21は保有する現金が減っており、追加の融資に向けて貸し手と交渉しているものの、行き詰まっているとのことです。このため、「チャプター11」と呼ばれる米連邦破産法11条(日本の民事再生法に当たる)の適用に向け、つなぎ融資の確保に注力するとのことです。
FOREVER 21は1984年に設立され、世界で800以上の店舗を展開し、年間売上高は4000億円以上とされています。
日本では2009年4月、第1号店となる東京・原宿店をオープンしたのを皮切りに、各地に出店しています。ただ、原宿店は17年に閉店するなど、20店以上を展開していた店舗も現在は14店に減っています。「LA発のファストファッション」として日本に進出した当時の存在感は薄れているのが現状です。
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