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国立科学博物館の「未来技術遺産」が発表 G-SHOCK、CDプレーヤー、シンセサイザー、など26件が選定
暮らしを変えた重要な存在として、多分野の技術や製品が評価されています。
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国立科学博物館が、先進技術による文化遺産「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」の2019年度登録分を発表しました。カシオの初代G-SHOCK「DW-5000C」や、ソニーの世界初のポータブルCDプレーヤー「D-50(ディスクマン)」など、全26件が選ばれています。
未来技術遺産は、科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくため、国立科学博物館が実施している登録制度。G-SHOCKは「時計の耐衝撃性を驚異的に引き上げ、高級機にしかできなかった過酷なアウトドアやスポーツシーンでの使用を、誰でも使える身近なものにした製品として重要」と評価され選定。ディスクマンは「CDの普及を一気に加速させる引き金となった機種として重要」として選定されました。
今回で初めて製品が登録対象となったヤマハからは、同社初の電子オルガン「D-1(エレクトーン)」と、デジタルシンセサイザー「DX7」、FM音源LSIの「YM3526(OPL)」と「YMU757(MA-1)」が選定。いずれも音楽の普及や革新に貢献した製品です。
ほかにも、世界初の家庭用インバーターエアコン(東芝)や、世界で初めて実用化された光ファイバーケーブル(古河電気)などが登録。人々の暮らしを変えた製品が選ばれています。
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