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村上さんは「学校を卒業したものの意外とスキルの使い道がない」と言います。当初は「データサイエンティスト」としての転職をもくろんでいたそうですが、専門家になろうとするともっとスキルの高い情報系の人材と競合してしまいます。
結局「編集記者としてAI系の記事を作るときにもっと詳しく作れるようになった」くらいの成果だったそうです。それはそれで立派なことのような気がしますが……。
村上さんによると「データサイエンティストが必要な業界でも意外と入り込むのはむずかしい」と言っていました。
例えば、「牛のお産」。牛にIoTセンサーを付けておいて、データ解析でお産の兆候をつかみ、農家の方のスマートフォンに伝えるという技術があります。今までは農家の方がお産になりそうな牛につきっきりになっていましたが、この技術があればその時間を大幅に減らすことができます。
村上さんは自分自身でも学校に通った体験を記事にしています。こちらもぜひ読んでみてください。
筆者の過去記事
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