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海外在住のバツイチ外国人彼氏が離婚していなかった! 明らかにダメな恋愛を吹っ切れない相談者 「テレフォン人生相談」先週のハイライト(2/2 ページ)

単純に遊ばれたってことですよね?

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ボロボロになる覚悟で行け

 この日のアドバイザーは幼児教育研究の大原敬子。いつもキツめのアドバイスでお馴染みの大原先生だが、この日は第一声からいきなりキツイ。

 「アナタこれ、どこまでが本当の話?」

 わざわざ相談の電話をかけてきている相手を嘘つき扱い! 当然、相談者は「すべて本当の話です」と答えるが、大原先生はまだ疑っているようだ。

 というのも、相談者は「友人から勧められたSNS」とか「彼のほうからアプローチ」などと、すべて自分の意志はなく、受け身の姿勢でいたことをアピールしているが、本当は付き合ってたった半年で離婚証明書を要求しちゃうほど結婚に焦っていたというのだ。

 「アナタは焦っていたってことですよね? 結婚に。キツイでしょう、私?」「でも、そこまで言わないとアナタが目覚めてくれないし」「もしアナタがこの彼と、遊びの関係だったらいいです。大いに遊びなさいと。ただし妊娠はしないようにねって言いますね、私は。遊ばれてもいいけど、後悔しちゃダメだと」

 たたみかけるような大原節! 若干、「外国人と付き合うなんて、そんなの遊ばれるに決まってんだろ」的な偏見が入っているようにも感じるが、確かに相談者は、海外在住の外国人と結婚まで視野に入れて付き合っている(つもりだった)にしては色々とツメが甘すぎる。

 おそらく外国人男性との交際に憧れがあったのだろう。外国人と出会えるSNSに手を出して、彼の国まで会いに行って夢中になったあげく、唐突に離婚証明書を要求。

 「彼は結婚しません、これは。なぜならば、アナタのこの無謀さが怖い」

 大原先生のアドバイスがあっちゃこっちゃ行って分かりづらかったのだが、要は、こんなところに相談の電話してきているのは、彼に会う口実をつけようとしているのだと言いたいようだ。

 「アナタが好きなら行きなさい」「もうこの子、このままじゃどうにもなんない」「成田を立つ時はボロボロになって帰ってくるって覚悟で、行けるかどうかを、もう一度噛み締めて」

 だいぶ突き放してしまっているが、ここまで明らかに勝算のない恋愛をいつまでも引きずっている相談者は、一度ボロボロにならないと目が覚めないのかもしれない。


テレフォン人生相談 突き放した回答は相談者の気持ちを断ち切るため? イラスト/北村ヂン

指摘するの、そこ!?

 ここで、加藤先生が電話を引き取る。

 「あのねえ、あっと言う間に、ひとり住まいの自分の家に呼んじゃう。ちょっと無防備すぎると思いません? これから社会の中で生きていくのに、このパーソナリティでは非常にキツイですよ」

 指摘するの、そこ!? 30代の独身女性、ひとり暮らしの家に男を呼んじゃうこともあるでしょうよ……。

 インターネットで知り合った男と、ましてや海外在住の外国人と付き合うんだったら、もうちょっと慎重になりなさいということだろうか? 最後で再び加藤先生にほっこりさせられた。

これまでの「テレフォン人生相談」















北村ヂン

文章からイラスト、漫画、映像まで、あの手この手でインターネットのみなさんのご機嫌をうかがうハイパーメディアライターTwitter

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