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カードゲーム「UNO」の点字バージョン、「UNO Braille」が発表されました。米国で10月6日(現地時間)より、9.99ドル(約1070円)で発売。メーカー指定のショッピングサイトでは予約分が完売しています。
メーカーのMattelが、全米視覚障害者連合(NFB)の協力を受けて開発。カードの隅に振られた点字で、プレイヤーは手札や場札を識別できます。「青の1」は「b(blue)1」、「赤のリバース」は「rrv(red reverse)」、「ワイルドドロー4」は「wi(wild)4」などと、内容は略号で示されます。
説明書も従来のテキスト版に加え、点字版を用意。AlexaかGoogleアシスタントに「launch UNO Braille」と言うことで、ルールを読み上げてもらうこともできます。なお、基本ルールは通常のUNOと同様ですが、プレイヤーは「カードチェック」を宣言することで、他プレイヤーの手札数を確認できる点が異なります。
NFBの会長はUNO Brailleについて、「UNOを遊びやすくするだけでなく、点字の重要性を広めるうえでも役立つ」とコメントしました。なお、2017年には、色覚障害者向けバージョンが発売されています(関連記事)。
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