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米Twitterのジャック・ドーシーCEOは10月30日(現地時間)、Twitter上での政治的な広告を全世界で禁止するとツイートした。改訂されたポリシーは11月15日までに公開し、22日から実施するとしている。
ドーシーCEOはツイートの中で、「政治的なメッセージは、人々がフォローするかリツイートすることでリーチを獲得するものであり、金銭によって損なわれるべきではない」「(金銭を使うことで)高度に最適化され、ターゲットを絞った政治的なメッセージが強制的に表示される」と説明。
「インターネット広告は商業広告主にとっては、信じられないほど強力で非常に効果的だが、その力は政治に重大なリスクをもたらす」として、選挙の投票に影響を与えるべきではないとの方針を打ち出し、今後の当局による政治広告規制の必要性にも言及している。
ドーシーCEOは最後に「これは表現の自由を規制するということではない。リーチを獲得するために金銭を払うという行為についてだ。金を払って政治的なメッセージを拡散することは現在の民主主義制度では適切に対応できない可能性もある。対処するためにはいったん後退する価値はある」とコメントしている。
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