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じっと見ていると4ケタの数字が浮かび上がる画像を掲載し、「数字次第で乱視か近視かが分かる」とするツイートが11月ごろ拡散されました。この真偽について、編集部が眼科医に確認をとったところ、「乱視に関しては否定しきれない部分もあるが、近視に関しては論理が破綻している」と回答がありました。
当該の画像は、「3246――乱視と近視 3240――乱視 1246――近視眼 1240――健康な目」との文言とともに投稿。見えた数字で目の状態が分かるといった診断のように演出されており、リプライでは結果に一喜一憂する人が多数みられます。
画像について眼科医に問い合わせたところ、「この画像に『乱視表』(乱視の検査で使用される表)と同じ原理が盛り込まれていれば、乱視を判別できる可能性は否定できない」としつつ「近視に関しては眼鏡やコンタクトレンズ装用の有無や年齢の要素、またスマホで見るか少し離れたモニターで見るのかといった画像との距離も指定されておらず、この画像で近視かどうかを判別することはできない」との回答がありました。
画像の出自は未だ不明なのですが、5月ごろにも同様のうわさ話が広まった事例が、当時海外メディアがとりあげた記事にありました。数字と目の状態の対応を表す文言も全く同じで、これが巡り巡って、今回のツイートで再び拡散されたものと考えられます。
なお、同記事は「この種の画像を使用して診断することはできない」と警告する眼科医のコメントを掲載。「視力の評価は専門家に相談することをお勧めします」と結んでいます。
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気になってたあの気球。