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生後5日で里子に出した13歳の娘からの「会いたい」という連絡 うろたえる相談者の本音は……「テレフォン人生相談」先週のハイライト(2/2 ページ)

「会いたくない」。

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ひとまず「会わない」方がいい?

 結局、里親や娘の環境云々というのは言い訳で、「パートナーに知られたくないから会いたくない」のが本音だろう。

 生活の土台がしっかりしていれば「今の幸せはあの子(娘)のおかげ、あの里親のおかげ」と思えるはず(だから会えるはず)だと指摘。それが出来ていないのは、土壌が作れていないからだ。

 「これ(パートナーとの関係)が落ち着くまでは『会うことはできません』とハッキリおっしゃるべきだと思いますよ」

 今井通子も続ける。

 「アナタ、自分で答え出されていたね。私が質問した時、すでに『こちらも変わりたくない』って言われてましたね」

 「そうでしたか……はい」

 相談者がこういう状態では、無理に娘と会ったところでいい結果にはならなそうだ。ひとまず「会わない」方がいいのだろうか(娘はかわいそうだけど)。

 しかし同棲までしているパートナーへ、過去に子どもを出産した経験があることを話していないというのは……。

 今回のケースでは、相談者の娘が里親と特別養子縁組をしているのだと考えられる。法的に相談者と娘の親子関係は解消されているが、相談者側の戸籍には「除籍」という形で娘の記載が残っているはずだ。

 娘からの「会いたい」はスルーできたとしても、いずれパートナーとの結婚を考えたタイミングでバレることは必至。また電話をかけてくることになりそうな相談だった。

北村ヂン

文章からイラスト、漫画、映像まで、あの手この手でインターネットのみなさんのご機嫌をうかがうハイパーメディアライター

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