ポニーキャニオンがスマートフォン用音楽ゲーム「DEEMO」の劇場アニメ化を発表しました。ニューヨークで開催されているイベント「ANIME-NYC 2019」にて現地時間の11月15日に告知され、プロダクションI.Gグループが製作、2020年に完成予定とのこと。
イベントにはゲーム版「DEEMO」を手がけているゲームメーカー「Rayark」のMing-Yang Yu(ミンヤン・ユウ)、アニメ制作会社「プロダクションI.G」の石川光久さんが登壇。発表によるとアニメーション制作は「ネト充のススメ」(2017年)「アトム ザ・ビギニング」(2017年)に携わったシグナル・エムディが担当し、プロダクションI.Gがサポートとして参加するとのことです。
原作となる「DEEMO」は、空から落ちてきた少女を元の世界に戻すため、謎のキャラクター「Deemo」がピアノを奏でて木を成長させていくという物語。楽器のピアノをコンセプトに据え、クラシック音楽から、ロックナンバー、ジャズ、エレクトロなど、200曲におよぶ幅広いジャンルの楽曲がプレイできます。11月21日には、プレイステーション4用ソフト「DEEMO -Reborn-」のダウンロード版およびパッケージ版が発売予定。
総監督を務めるのは「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」で脚本を担当した藤咲淳一さんで、監督を務めるのは「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」に演出として参加した松下周平さんです。「機動戦士ガンダムSEED」「空の境界」などの楽曲制作に携わった梶浦由記さんが主題歌およびイメージソングを担当。また「けいおん!」で中野梓を演じた声優・竹達彩奈さんの出演が決まっています。
劇場アニメ「DEEMO THE MOVIE」の発表を受けてファンからは、「このガチガチなスタッフ陣すげぇな」「主題歌:梶浦由記。キャスト:竹達彩奈。約束された神作」とスタッフ、キャストの名前に驚嘆する声や「見たら曲聴いてるだけで泣くのでは………」「ゲーム内の曲が流れてきて号泣するタイプの映画やん」と感動作になることを予想する声が寄せられています。
映画イントロダクション
さよならも言わずに、消えてしまわないで。
城で独り、ピアノを奏でる謎の存在、Deemo。
ある日、記憶を失った少女が、空から舞い降りた……。
城の不思議な住人達、ピアノの音色で成長する木、記憶を失った少女、そしてDeemo。
彼らが紡ぐ、とても優しく、儚く切ない、愛の物語
世界中で愛されている音楽ゲーム「DEEMO」の劇場版アニメプロジェクトが遂に始動。
スタッフ
原作:Rayark Inc.「DEEMO」
脚本:藤咲淳一・藤沢文翁
キャラクターデザイン:めばち
イメージボード:吉田ヨシツギ
美術:小倉宏昌
美術設定:吉田大洋
色彩設計:片山由美子
CGアニメーションディレクター:鈴木寛
モデリング スーパーバイザー:今泉隼介
テク二カル ディレクター:田村耕一郎
3DCG制作:ブロス
撮影/グレーディング :江面久/齋藤瑛
編集 :村上義典
音響監督 :明田川仁
音響制作 :マジックカプセル
主題歌:梶浦由記
副監督:平峯義大
監督:松下周平
総監督:藤咲淳一
制作:SIGNAL.MD
Production I.G
製作:ポニーキャニオン
(C)2020 Rayark Inc./DEEMO THE MOVIE Production Committee
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竹達さんにしては珍しい擬人化アテレコの現場で聞きました。