メディアミックスプロジェクト「HiGH&LOW」(通称ハイロー)にちなんで、ファンが手作りした“百人一首”がTwitterで注目されています。
作成者はあを井さん(@takasuesaza)。「HiGH&LOW」シリーズのキャラのセリフをモチーフにしており、「読手が上の句のセリフ等を読み、選手はそれに続く下の句を取って高らかに読み上げる」というルールです。
例えば「強く…強く…強く…強く、強く」と読み上げられたら「強く生きろ!!」の札を、「一方その頃湾岸地区では」の札が読み上げられたら「MIGHTY WARRIORSが着実に勢力を伸ばしていた」の札を取る――と、読手と選手どっちの立場でも楽しめそうなゲームです。中にはセリフではなくPCの「Enter」キーが印刷されており、作中の名シーンを体で再現できる札など、小ネタもあふれています。
ハイロー百人一首のアイデアは2017年から温めていたもので、現在は約150組の読み札と取り札を作成したとのこと。最新作「HiGH&LOW THE WORST」(通称ザワ)のセリフの札も作られています。
「出来ました、出来ました!!!」というコメントともに完成したカードを投稿したツイートは3000回以上リツイートされており、「すごすぎる」「自ジャンルでもやってみたい」といった反響が寄せられています。
あを井さんによると、百人一首を自作するには「ワード使えるパソコン」「プリンター」「A410面宛名シール」「トランプサイズ白無地カード(ブランクカード)」「遊戯王とか保護するスリーブ」「お好みでトレーディングカードボックス」「休みつつ作り続ける意思と勢い」が必要とのこと。最後の材料が一番重要そうですが、自分のジャンル版でも自作してみて、年末年始に友達や家族と遊びたくなりますね……!
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