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「運転に自信がないヤツは立ち去れぃ」……!! はぁ!?!? 狭すぎる“険道”「神奈川県道518号」に試されてみた(3/4 ページ)

実は県道518号には門番がいる……。

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ついに姿を見せた「激狭」エリア 想像以上に狭い「鉄骨ゲート」

 黄色地で目立つ「この先幅員減少」の注意看板、「幅員減少」の注意標識、そして「最大幅2.0m」の規制標識が3連続で登場します。ついに現れたか!!

まずは「この先幅員減少」
まずは「この先幅員減少」の注意看板
続いて、幅員減少の注意標識。「徐行」の補助標識がついています
続いて「幅員減少」の注意標識。「徐行せよ」の補助標識付きだ
「最大幅2.0m」の規制標識に「路肩弱し」「ここから300m」の補助標識がついています
「最大幅2.0m」の規制標識に、「路肩弱し」「ここから300m」の補助標識付き

 3連続の規制標識の向こうに現れたのは……鉄骨の「ゲート」でした。こういった進入制限のためのゲートは特別に珍しいものではないかもしれませんが、ここは県道の途中。ご丁寧に片側一車線の道路をガードレールでふさいで、わざわざさらに狭くしています。

 そうです……ここが「試される場所の入口」なのです。

唐突に現れる「ゲート」
唐突に現れる激狭の「鉄骨ゲート」
これでは幅2.0m以上の車は通れません
こうすることで、幅2メートル以上のクルマは通れない

 「ここを通れないクルマは、去れぃ」。赤白模様の鉄骨ゲートが地獄(?)への入口の門番のようです。幅は2メートル。軽自動車や普通車ならば通れますが、運転に自信がない人はひぃぃ(大丈夫かな……ヤだなぁこんな狭いところ通るのは)となる幅でしょう。実際、これを見てUターンして戻る普通車も見かけました。一応、Uターンは普通車ならばできます。

軽自動車でさえこのギリギリさ
ゆっくり慎重に通りましょう

 でも、この激狭ゲートを通れたらひと安心……ではありません。ここからが始まりです。広い路肩の右カーブを過ぎると、急に道が狭くなります。道幅はクルマ1台分。これが険道だ……!

「ゲート」から見た写真
「ゲート」通過後の様子
左側には大きな路肩
左に広めの路肩のある右カーブ。なぜ「ゲート」の奥に……
車1台がギリギリの道路。これが険道……!
カーブを過ぎたら、いきなり道が狭くなる

 冒頭でも述べましたが、この神奈川県道518号は交通量がけっこうあります。場合によっては3〜4台のクルマが連なることや、数分の間に対向車が続けて通ることもあります。

 途中1カ所だけ退避エリアはあります。でも、この先で対向車が来れば……「くねくねの山道を100メートル近くバックで戻る」ことになるかもしれません。ひぃぃ。

 バックが苦手なドライバー、そもそも運転に自信のないドライバー、こすられたら大損害なんて心配の高級車や、ミニバンやSUVなど大きめサイズのクルマのドライバーは、この道を通らない方がよいと思います……。

途中に唯一ある退避所
ちょっと道幅が広くなる、途中に唯一ある退避所
時間帯によってはクルマが連なることもあります
時間帯によってはクルマが連なることもある。険道の割には交通量が多い
最も狭い区間がこちら
最も狭いところがここのようだ。山肌がすぐそこに迫ってきている……。徒歩でも圧迫感がすごかった
最狭区間を越えると、狭いながらも圧迫感はない道に
最狭区間を越えると一安心。狭いながらも圧迫感はなくなった

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