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狭め+収納スペース少なめの賃貸のお風呂に、マグネットのラックをつけると便利になりました暮らしをちょこっと良くする

2019年、自宅の湯船に浸かった回数……2回!

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 2019年の心残りのひとつは、「ほとんど自宅の湯船(バスタブ)に浸からなかった」でした。いつもシャワーで済ませていて、自宅のバスタブを使ったのは1年間で2回くらい。湯船に浸かりたいときは銭湯やジムのお風呂などに行っていたものの、自宅の風呂はリラックススペースとして使えていませんでした。

 なぜ自宅のバスタブを使わなかったのかを振り返ってみると、とにかく「入りにくかった」のです。我が家は賃貸マンションで、3点式ユニットバスではなく独立ではあるものの、お風呂のスペースはやや狭め。また、シャンプーやリンスなどのバス用品を置く(収納できる)場所が小さく、バスタブのへりにいろいろなものを置いている状態でした。

 へりに物が置いてあるとどうなるのかというと……湯船に入るまでに、置いてあるさまざまなアイテムを移動させる必要があります(そうしないと入りにくいし落ちてくる)。大した手間ではないのですが、筆者はかなりの面倒くさがりなので、このワンステップがあるだけで「湯船に浸かろう」というやる気がぐーんと下がるのでした。

お風呂
バスアイテムの置き場を見直し。マグネットラックを使いました!

風呂アイテムの置き場を見直し

 2020年は自宅の風呂に入れるようになりたい! という気持ちのもと、風呂アイテムの置き場を見直すことにしました。

この後、わりとゴチャっとしている一般家庭のお風呂画像が出てきます


お風呂
BEFORE。ゴチャっとしています
お風呂
BEFORE。お風呂のへりに物が置いてあるだけで湯船に入るやる気は下がる

 まず大前提として、床に直接置くのは避けたい。掃除をこまめにするほうではないので、床に直接置くとヌメリやカビの原因になりそうです。また同じ理由で、床に直置きするラックもやめておきます。ラックの下の掃除をサボり、「あ〜……」という状況になる(もしくは見ないふりをする)未来が容易に想像できます。

 その選択肢を除くと、「ユニットバスの“壁”を使う」が一番現実的そうです。シャンプーやコンディショナーはラックに置いたままポンプを押したいので、吸盤系のラックはズレそうで不安です。そこで、マグネット式のラックを選ぶことにしました。

 賃貸のユニットバスの多くは、マグネットをくっつけることができます。内部に鉄板が入っているからだそうで、試しに磁石をくっつけてみて、くっついたら大丈夫(日ポリ化工など一部メーカーのユニットバスは磁石がくっつきません)。我が家のお風呂はマグネットがくっつきました。

 各メーカーからマグネット式のバスラックは出ていますが、今回は山崎実業(YAMAZAKI)の「TOWER」シリーズのマグネットバスルームラックを購入しました。約幅18×奥行8.5×高さ8センチ。価格は1650円ほど。耐荷重は約2キロです。一般的なシャンプーやコンディショナーのボトルなら並んで置けます。

お風呂
TOWERのマグネットバスルームラック。裏面がマグネットです

 ゴチャ〜っとへりに置いていたアイテムをまずは整理し、いつも使っているシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、洗顔、使用頻度の高めなスペシャルコンディショナーだけをバスルームに置くことを決定。あとは捨てたりバスルームの外の洗面台に移動しました。これらを置くために、バスルームラックを3つ購入。おまけに、100円均一のマグネットポケットに適当に入れていたカミソリ類をなんとかしたいと、歯ブラシスタンド(ホワイト/1210円前後)も購入しました。

実際に使ってみてよかったことと、想定と違ったこと

 よく使うものは風呂の椅子に座ったままプッシュできる位置にセット。セット時はビタッ! と強めの音がしてくっつきますが、再度外してつけるのも簡単です。

 使い始めて2週間ほどですが、今のところプッシュ時にラックがズレるようなことはないです。バスタブのへりからは風呂アイテムがなくなり、湯船に浸かるハードルが一気に下がりました。

お風呂
AFTER。必要なアイテムだけを並べてみました
お風呂
へりに何もないと視覚的にも気持ちいい(気がする)

 想定通りにいかなかったのは歯ブラシスタンドです。商品ページに、歯ブラシとカミソリを引っかけているイメージ写真があるのですが、家にあるカミソリはスタンドに引っかけることができませんでした。超スタンダードなT字カミソリは入るかもしれませんが、我が家のカミソリは収納できず。今のところ、掃除用の歯ブラシをそっと引っ掛けているだけです。

 というわけで、もともと使っていた100均のマグネットポケットがまだ現役の状態です。ただしこのポケット、写真で思いっきりズレていることからわかるように、そこまで磁力が強くないので使っているうちにズレます。また、中の掃除をこまめにしないと汚れてきます。ここはまだ改善の余地がありありなので今後の宿題とします。

 また、まだ使い始めたばかりなのでわからないのが、マグネットと壁の接着面の状態。商品ページによると「壁面を傷付けにくく、錆びないラバータイプのマグネット」とあるのですが、今後の状態を様子見しておきたいところです。ラックの底(シャンプーボトルの底と接している部分)は使い続けると汚れは避けられなさそうなので、その掃除も汚れが目立ってきたらやらねばならないでしょう。ただ当初の目的の「湯船に浸かれるようになる」はクリアできました! ありがとう、マグネット……。

お風呂
ちょこっ……とだけ暮らしが良くなったビフォーアフターです

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