かっけぇぇぇ! 写真で見る「メガーヌ ルノー・スポール トロフィーR」 ニュル北市販FF最速車(1/2 ページ)
あのシビック タイプRやゴルフ GTIクラブスポーツSの記録を超えたやつです。【写真62枚】
ルノー・ジャポンが2020年1月、ニュルブルクリンク北コースの量産FF車最速記録を更新したモンスターマシン「メガーヌ ルノー・スポール トロフィーR」を発売しました。
メガーヌは、日本市場で5ドアハッチバックと5ドアステーションワゴン(スポーツ・ツアラー)を展開。今回のメガーヌ ルノー・スポール トロフィーRは、ハッチバックのスポーツグレード「メガーヌ ルノー・スポール」をベースに同社がモータースポーツ活動で培った技術やノウハウで徹底チューニングしたという超高性能スポーツモデルです。
エクステリアは、カーボンボンネットや19インチ鍛造ホイール「フジライト」を採用して徹底して軽量化。フロントバンパー下とシャシー下面にフェアリング(カバー)を施し、F1タイプのカーボン製リアディフューザーを搭載することで、ハコ車ながらノーマルのメガーヌ ルノー・スポール比で2倍のダウンフォースを発生するとしています。
インテリアもスパルタンです。サーキット走行におけるホールド性や安全性はもちろん、一般道での利便性も考慮した「サベルト製モノコックレーシングシート」を備えつつ、リアシートを撤廃して軽量化。リアにフレーム剛性を高める太いタワーバーをドカンと通しつつ、サーキット走行で楽しむことを意識してホイールを4本積載できるよう工夫し、利便性も高めています
パワートレインは、1.8リッター直列4気筒直噴ターボエンジンと6速MTの組み合わせで最高出力300馬力(220kW)、最大トルク40.7kgf-m(400Nm)と強力なパワーを発生します。エンジンはベースモデルのメガーヌ ルノー・スポールと同じながら、ターボチャージャーにF1でも使わるセラミックボールベアリング仕様のユニットを採用。停止から時速100キロまで5.4秒で加速し、最高速度は時速262キロに達します。
この他の足回りやシャシーの特別チーニングとともにドイツのニュルブルクリンク北コースで2019年4月、7分40秒100のラップタイムを記録。当時の量産FF車最速タイムを更新しました。
メガーヌ ルノー・スポール トロフィーRの走行性能をさらに煮詰めた「メガーヌ ルノー・スポール トロフィー R カーボン・セラミックパック」も限定で登場。ゴールドカラーのブレンボ製カーボンセラミックブレーキディスクとカーボンホイールなどを備え、949万円(税込、以下同)で抽選販売しました。
メガーヌ ルノー・スポール トロフィーRの日本販売台数は限定47台で、購入申し込み受付順で販売。メガーヌ R.S. トロフィーR カーボン・セラミックパックは4台限定で抽選販売しました(抽選販売は既に終了)。価格はメガーヌ ルノー・スポール トロフィーRが689万円からです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- かわいいはずのMINIが、怖いくらいの迫力……! 306馬力のMINI史上最速モデル「John Cooper Works GP」がウルトラ速そう
速そうだな〜、速いだろうな〜、こりゃ。 - 900馬力エンジン2基でパワーも2倍!? フォルクスワーゲンのコンパクトカーをドラッグレース用に魔改造、驚異の1800馬力で爆走する姿がこわい
走る姿が不安定すぎてヒヤヒヤする。 - ルノーが示した未来の車「Renault FLOAT」が想像の一歩先を行っていた
浮いてる……? え、合体・変形すんの? - 伝説のランボ「イオタ」再来 市販車ニュル最速の化け物マシン「アヴェンタドールSVJ」が爆誕
名前は「めっちゃ速いイオタ」。【写真46枚】 - アルピーヌ、ミッドシップの小型スポーツカー「アルピーヌ A110S」を東京モーターショー2019に出展
スイスイ軽快に走れて楽しいぞと話題の小型軽量スポーツカー、乗ってみたいなぁぁぁ。