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900馬力エンジン2基でパワーも2倍!? フォルクスワーゲンのコンパクトカーをドラッグレース用に魔改造、驚異の1800馬力で爆走する姿がこわい(1/2 ページ)
走る姿が不安定すぎてヒヤヒヤする。
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フォルクスワーゲンが2005年まで販売していたコンパクトカー「ルポ」に1800馬力という驚異的なパワーを与えた魔改造マシンが、海外のカスタムカー好きの間で注目を集めています。
この魔改造ルポは、さまざまカスタムカーを手がけている海外のモータースポーツチーム「DOP Motorsport」が作り上げたマシン。
ベースとなったフォルクスワーゲン「ルポ」は1998年から2005年にかけて販売された車種で、全長3.5メートルほどのコンパクトなクルマです。
そんなルポを魔改造したマシンは、クルマの心臓にあたるエンジンに最大900馬力を発揮する2.0リッターTFSIエンジンを採用。これを2基も搭載したツインエンジン仕様で、約1800馬力ものハイパワーを実現しているそうです。
2基のエンジンを無理やり積み込んだ魔改造ルポは、ギッチギチに中身が詰まっている感じで「これ大丈夫なのか」と不安になりますが、DOP Motorsportは英国サンタ・ポッド・レースウェイで開催されたドラッグレースに参加。1/4マイル(約400メートル)のカテゴリーに出場しました。
スタート直後から左に寄っていってしまう不具合を抱えながらも、魔改造ルポは1/4マイルを9秒台で駆け抜けるという好成績を記録。最高速度は161mph(約260キロ)にもなり、いわゆるスーパーカーやスーパースポーツと並んで走っても勝てちゃう速さですね。これ本当にルポなのかと目を疑う記録です。
実際にレースで走っている様子を撮影したビデオも公開されているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
(春山優花里)
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