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北海道のコンブ飲料「タングロン」3月末で製造終了 販売元は「注文が殺到」「愛されていると実感」

コンブ味でもリンゴ味でもない、タングロン味。

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 日本酵素産業が製造し、TKSタングロン社が販売するコンブ飲料「タングロン」が3月末で製造終了となることが発表されました。Twitterでは道民を中心に驚きと悲しみの声が上がっています。



 天然酵素保健飲料を称する「タングロン」は、コンブから抽出したエキスが入った北海道ならではのご当地ドリンクです。販売開始は1969年。「コンブの栄養を小さなお子様にも摂ってほしい」との思いから、リンゴ果汁やオリゴ糖で飲みやすい味に仕上げられており、道内には給食でタングロンを提供する学校も。世代や地域を超えて愛されています。

 



 製造元の日本酵素産業は、製造終了と同時に廃業の意向を発表。販売元のTKSタングロンは取材に対し「全国から多くの反応をいただき、販売サイトには注文が殺到しています。想像以上に愛されていると実感しました」とコメントしました。

 Twitterでは「これから何を飲めばいいのか、この味と同じものがどこにあるのか」「日持ちするから3パック買った」「製造停止になるとかで寂しい限り」と悲しみの声が広がっています。

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