みんなは絶対気を付けて……! スマホを落としただけなのにまさかの展開になってしまう漫画
笑える話から思わず背筋が凍る恐怖体験まで、ねとらぼ読者の体験をカエルDXさんに漫画化してもらいました。
今や私たちの生活に欠かせないものとなったスマホ。その分、一度落としたりなくしたりしてしまうと大変困りますよね。
今回は2月21日公開の映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』とのコラボ企画。タクシーにスマホを忘れたことをきっかけにまさかの大事件に巻き込まれてしまう前作『スマホを落としただけなのに』の待望の続編です。前作はSNSの情報からパスワードを解かれたり行動を監視されたりと、スマホ社会の恐怖をリアルに描いた作品でしたね……。
今作ではヒロインに白石麻衣さんを迎え、フリーWi-Fiに繋いだだけなのに謎の男に命を狙われる、主人公・加賀谷(千葉雄大)の恋人・美乃里を熱演。前作以上の衝撃のストーリーとなっています!
ということでねとらぼでは読者の皆さんから「スマホを落とした体験談」を大募集。いただいた投稿を「バイクで事故って落ちたスマホが車にひかれたけど自分もスマホも無事だった」、という強めのスマホ落としエピソードを持つ漫画家のカエルDX(@kaeru_dx)さんに漫画にしてもらいました。
トイレの中に……(わかさぎさん)
就活中にどうしてもトイレでスーツに着替えなければ無くなり、仕方なく着替えていたらスーツのポケットからスッと黒い塊が落ちていきポチョンという音がトイレ内に響きました。サッーと背筋が冷えて便器内をのぞくとワイのあいぽん7ちゃんが居ました。洋式では無く和式で落としたのが更に精神的にキツくぴえんとなりましたが、就活に急いで向かわねばならなく致し方なく手で拾って、手洗い場でゴシゴシ洗いました。機能は生きてたので何とか企業まで着くことができましたが、もし機能がお亡くなりになってたら、企業には辿り着けずにしかも携帯を和式に落として壊したというマヌケの烙印が付いていたのでゾッとします。
「スマホをトイレに落とす」はスマホやらかしあるあるの中でも多くの方に身に覚えがあるんじゃないでしょうか。今回の応募の中でも多くの方から同様の投稿をいただきました。わかさぎさんは就活中とのことでしたが、重要な日に限ってこの手の失敗をしちゃうんですよね……。
GPS追跡機能で意外な展開(いろどりさん)
車で買い物に出掛けて、気が付いたらスマホが無かった。どこかで落としたのだろうと、スマホを探す機能を使って追跡。履歴を確認すると最初は立ち寄ったお店で、そこからどんどん移動している。最終的に住宅街の一軒家で止まり、警察に連絡するも、その人の家に入って探すといったことはできないと言われた。仕方がないので家を訪ねてみたが、知らないという。GPSのズレで他の家かもしれないけれど、警察に届けてくれるのを期待して盗難届けは出さなかった(出してしまうと、善意で届けた人が捕まってしまうので)。でも結局届け出られることはなく、遠隔操作でメッセージを端末に表示させても連絡は無く。諦めるしかありませんでした。スマホを探す機能があって使ったところで、盗まれたらどうしようもできないという事がわかりました。データ等はクラウドにバックアップされてたので問題ありませんでしたが……悔しいです。
まさに映画『スマホを落としただけなのに』のような恐怖体験! GPSの追跡機能のおかげでなくしたスマホも見つけやすくなりましたが、本当に怖いのは人間なのかもしれません。映画では個人情報を抜き取られるなどさらに怖い展開になっていましたが、いろどりさんのスマホが悪用されていないことを祈ります……。
拾ったスマホの「怪しい持ち主」(ペーターパンさん)
自分が落とした側ではないのですが、数年前の忘年会シーズンに歌舞伎町の一番街でスマホを拾いました。履歴の1番近い時間の方に電話してスマホを拾ったことと近くにいるかを聞くと「友達のスマホで既に解散してて近くに居ない」と言われました。歌舞伎町の交番に届けるから友達に伝えられるかたずねると「OK」とのことだったのでお願いしました。交番が見え始めたぐらいに「友達のスマホだから返して欲しい」とカタコトの謎の外国人男性に話しかけられました。違うなと思ったので、友達のスマホという事を証明してほしいから、このスマホ鳴らしてみてくれと聞いたら「自分はスマホ持ってない&電話番号知らない」との返答。目の前の交番に届けるところだからお巡りさんに証明してくれと言ったところ、何か悪態をついて走ってどこかへ行ってしまいました。こうやって悪い風に使われるんだなと思いました。交番に届けてお礼とかは要らないと言ったので、その後はわかりませんが無事に持ち主の元に戻ってるとは思います。
こちらはスマホを拾った際の体験談。このときはペーターパンさんの機転で事なきを得ましたが、一歩間違えれば自分のスマホが悪意を持った誰かの手元に行ってしまう可能性もあるということ。なくさないことが一番ですが、こんなときのためにも日頃からセキュリティにはしっかり気を付けておきましょう。
映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の試写会に行ってきた
皆さんの体験談にもあった「思わず背筋が凍るような話」をさらに突き詰めて描いたのがこの『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』。今回はカエルDXと一緒に試写会に行ってきました!
前作で事件を解決に導いた元プログラマーの刑事・加賀谷と連続殺人鬼の浦野(成田凌)が、事件解決のため禁断のタッグを組み、謎のネット犯罪者「M」を追うというストーリー。前作のラスボスと共闘するという展開は男の子的にも胸が熱くなります。
見どころがありすぎるので全ては語り切れませんが、前作で狂気の殺人鬼を怪演して話題になった浦野役・成田凌さんの演技は今回も必見! 「サイバー犯罪に精通した狂人」というある種のチートキャラが味方側につくとどうなるのか、ハラハラして目が離せなくなりました。ダークウェブを舞台に繰り広げられる「M」との頭脳戦が最高にシビれます。
スマホをハッキングする手口なども前作よりさらに巧妙になっており、まさに「スマホを落としただけなのに」ここまでされてしまうのか、という恐怖が次々に描かれます。前作もそうでしたが鑑賞後は「スマホのセキュリティちゃんとしよ……」「パスワード変えとこ……」という気持ちになります。
最後にカエルDXにも感想を聞いてみました。
カエルDX「スマホ社会の怖さがギュッと詰まってます。ラストの結末は誰も予想できないと思います!」
映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』は2月21日公開。絶対にネタバレなしで見てください!
(C)2020映画「スマホを落としただけなのに2」製作委員会
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アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2020年2月18日