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何気ない漫画の1コマを例に、「読者」「漫画家(漫画マニア)」「アシスタント」がそれぞれどこを意識的に見ているか示したイラストが興味深いです。アシスタント視点がなるほど面白い……!
まずは「読者(編集者)」ですが、コマの中心に描かれた女の子と、彼女のセリフに焦点が合っています。恐らく多くの人がこれに該当すると思われ、私たちが漫画を読んでいて強く印象に残るのはやはり“キャラクターとセリフ”です。
一方で「漫画家(漫画マニア)」の場合はというと、表情や吹き出しよりも背景に目がいくようです。1コマの中に描かれた“細かい表現やこだわり”を機敏に感じ取るのかもしれません。
そして一瞬ハテナが浮かぶのが「アシスタント」の視点。どこにも焦点が合ってないと思いきや、コマの枠線からちょっとはみ出た部分に目がいっています。完全に“修正箇所”を探す職人の目だ……!
投稿した漫画家の金平守人(@sinesine2015)さんは、「どこに(誰に)向けて描くかで頑張るべきポイントが変わる、という極論」としてイラストを紹介。するとTwitterで「わかる!」「参考になる」と話題になり、「まんまと枠外にはみ出たフキダシの線に目が行ってしまった」「多分音楽制作も同じ」など、アシスタントや創作者側からも納得や共感の声が寄せられています。
金平さんは『月刊ヤングキング アワーズGH』にて、絶海の孤島が舞台のサバイバルミステリー漫画『連載島』を連載し、昨年に完結。電子書籍の単行本が発売中です。
画像提供:金平守人(@sinesine2015)さん
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