見上げる巨大建造物──東名高速と海老名ICも間近に
東名高速道路と交わる場所には県道409号で唯一のトンネルがあります。お、かなり低いな……。橋桁が頭上に迫ります。
東名高速道路をくぐると本日2つ目のジャンクション、東名高速道路と圏央道を結ぶ海老名ジャンクションです。
海老名ジャンクション付近は、柵のすぐ先が車線。まるでサーキットのすぐ脇でカーレースを見ているような気分になれます。東名高速道路から圏央道へ向かうランプウェイの、上下線が合流する地点がすぐ目の前です。
道幅が少し狭くなってきました。小さな橋で「貫抜川」を渡ります。
川を渡ると、圏央道越しに海老名運動公園のグラウンドが見えてきます。先ほどは注意看板がありましたが、ここにはかなり大掛かりな警報施設がありました。
大きな体育館が見えてきたら、そろそろ道路も終わりです。
海老名運動公園の果て、海老名インターチェンジの手前が現県道409号の終点です。もちろんその先にも道はありますが、砂利道で未整備、工事用路の様相です。
やはり「工事関係者以外立入禁止」の看板が。警備員さんも立っていました。この先は何の工事をしているのですか? と聞いてみたところ、「河川の工事」とのことです。
神奈川県が公示する「今後3年以内に供用が見込まれる主な路線・箇所」に県道409号は掲載されていない(2020年2月現在)ので、県道409号はまだ当分、今回歩いた約2.6キロの姿のままなようです。
遊歩道、サイクリングロード、「土木萌え」「高速道路萌え」な人にも楽しい県道
人通りがそれほど多くない、真新しく広く、開けた景色の遊歩道。そして見通しがよく良路面コンディションのサイクリングロード。いかがでしょう、いい感じではありませんか?
「県道」というイメージは持ちにくい県道409号ですが、普段はあまり見られない大型建造物をいろいろ間近で見られるので、子ども連れや土木が好きな方にもお勧めできます。また、2020年2月現在の延長は約2.6キロと、小一時間歩くのにちょうどいい距離です。
県道409号へのアクセスはJR相模線の門沢橋駅から徒歩10分、社家駅からは徒歩4分です。クルマの場合は海老名運動公園の高架下駐車場か、中野公園の駐車場などが利用できます。大きな建造物をいろいろ見ながらの川沿い散歩、とても気持ちがよい道でした。
(少年B)
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