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鳥取市に移住した外国人「トットリー氏」によるキャンペーンサイト公開! “住みたい田舎総合2位”鳥取市は本当に住みやすいのか聞いた

“住みたい田舎”上位常連の実力とやら、見せてもらおうか……!

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 2020年2月からはじまった、鳥取市内に移住した外国人男性「トットリー氏」をキャラとして起用した鳥取市のPRキャンペーンのサイトが公開となりました。

 こちらのキャンペーンは、謎の外国人トットリー氏の視点を通じて、鳥取市の魅力や情報を動画や記事で発信していくというもの。

画像 鳥取について、知らないことが多そうだ

 サイトを見てみると……結構鳥取市について知らないもんだな。正直記事を書いている筆者自身も鳥取市についての知識が乏しく、「鳥取といえば鳥取砂丘!」ぐらいの知識はあるものの、恥ずかしながらそれ以外はというとあまり知りませんでした。

鳥取市の「住みたい田舎」という一面

 そんな鳥取市、実は移住・定住に力を入れていて平成18年から相談支援窓口を設置して取り組んでいます。宝島社から出ている『田舎暮らしの本』2月号で発表された「2020年版 住みたい田舎ベストランキング」の中では「子育て世代が住みたい田舎部門」は第1位、総合部門では第2位を受賞しています。さらに総合部門のトップテン入りは8年連続でしているというから、移住先として人気の場所であることが伺えます。鳥取市は東京・大阪の二都市に移住定住専任相談員を置いており、現地に行かなくても移住についての相談をすることも可能。鳥取市がこんなに移住・定住に力を入れているなんて知らなかった……!

 しかし、鳥取市の魅力がまだまだ未知数でどのあたりが「住みたい田舎」なのかがわかりません。もっと鳥取市について知りたい……! 

画像 鳥取市に飛びました。こちらは2019年11月に開庁したばかりのきれいな鳥取市役所新本庁舎!

 というわけで早速鳥取に飛び、鳥取市の市職員で地域振興課 移住定住促進係 係長の石原裕也さんにお話しを伺いました!

画像 お話を伺った地域振興課 移住定住促進係 石原係長

――こんにちは! 今日は鳥取市の魅力をたくさん教えてください。

石原係長「みなさんおっしゃるように、確かに鳥取は今まで砂丘だけがイメージとして先行していたところがありまして、「じゃあ他に何があるの?」というのが外の方に伝わっていない部分がありました。とはいえ砂丘も確かに他にあまり見ない特徴ではあります」

鳥取市の魅力は砂丘だけじゃない! けど砂丘もすごいぞ

画像 鳥取砂丘。まるで日本じゃないような光景だ……(写真提供:鳥取市)

石原係長「鳥取砂丘も、秋はらっきょうの花が咲いて紫になりますし、今年は暖冬のため積もっていませんが冬は雪に埋もれて幻想的です。四季を通じて楽しめるんですよ」

画像 四季折々姿を変える鳥取砂丘。鳥取砂丘にあるらっきょう畑は秋になると紫の花をつける(写真提供:鳥取市)
画像 冬は雪が積もって鳥取砂丘がこんな幻想的な姿に! こんな鳥取砂丘、知らなかった!(写真提供:鳥取市)

――へえー! 鳥取砂丘も四季折々の姿を楽しめるんですね。それも知らなかったです!

石原係長「鳥取市には山があり海があり川がありと自然があります。夏は白兎海岸などで海水浴が楽しめ、それでいて冬は雪が積もるのでウィンタースポーツも楽しめますよ」

画像画像 白兎海岸のハマナスと雪に埋もれる仁風閣。鳥取ってこんなに雪降るんだ! 写真提供:鳥取市

縁結びで有名! 全国から参拝に訪れる「白兎神社」

石原係長「夏は海水浴が楽しめる白兎海岸は、神話『因幡の白兎』の舞台として有名な場所で、近くには白兎神をまつる白兎神社があります。縁結びのご利益があるとして全国から参拝客が訪れますよ」

画像 白兎海岸近くに鎮座する白兎神社
画像 白兎神をまつる白兎神社、境内ではいろんなうさぎに出会えますよ

石原係長鳥取市は自然豊かでありながら、市の中心部には都市機能が集積し、かなりコンパクトにまとまっています。田舎暮らしを求めて移住される方には、選択しやすい環境なのではないかと思いますね。昔は“陸の孤島”なんて言われたものでしたが、高速道路も開通して鉄道もあって……都会との距離はぐっと近づきました」

――確かに、東京から鳥取のフライトは約75分と想像以上に近くて驚きました。鳥取駅までも空港バスで20分とかでしたし。鳥取意外と近いかも。

スーパーの食べ物が新鮮でうまい。漁港や道の駅・隣接県も買い物の選択肢に!

石原係長「あとはよく外からの方に買い物について聞かれますが、市内は鳥取の地域に根差したローカルスーパーを含め、スーパーマーケットが結構あります。また、隣接する兵庫や岡山も週末などにお出かけする場所として選べる距離です」

――住むにあたっては商店やスーパーマーケットは超重要ですからね……!

画像 滞在中、市内スーパー(鳥取県を中心に11店舗、岡山県に1店舗にて展開するスーパー・「エスマート」田園町店)にも行きました。でかい!
画像画像 カレールーの消費量1位という面も持つ鳥取。本棚か? と思ったらレトルトカレーの棚。横は丸々ルーがそびえたっていた

石原係長「鳥取の食べ物はおいしいです。魚は近くに港がありますので新鮮でおいしい。肉も、あまり知られてないんですけど良質な肉質の和牛「鳥取和牛」があります。食材自体安いですね。出張で東京に行く機会があるのですが、スーパーに立ち寄ると値段の違いを感じます」

――スーパーで何気なく買うものが新鮮でうまくて安い……最高では。

画像 インタビュー後に漁港方面に行きましたが魚も最高でした! 同行した編集が食べていたモサエビの入った海鮮丼です。モサエビは甘エビよりねっとりして甘いエビで、鮮度の関係で地元でしか食べられない言ってみれば“幻のエビ”!

温泉がナチュラルに沸いている街、鳥取市

石原係長「あとこれも関東の方にはあまり知られてないんですけど、鳥取市は温泉大国でもあるんです。値段も安くて、公衆浴場は500円ぐらいで入れるんです」

――なんだってー!??? 銭湯みたいな感じで温泉に入れちゃう……??

石原係長「鳥取駅前には鳥取の5大温泉のひとつ、鳥取温泉が湧いています。駅前に銭湯のような佇まいであるんですが実は温泉なんです。直に掛け流しなんですよ」

画像 鳥取温泉、かなりナチュラルに湧いていた。さらさらとしていて気持ちの良い温泉でした。鳥取市すごいぞ!

そんな鳥取市、子育てしやすい街でもあります

石原係長「『子育て世代が住みたい田舎』としても2020年1位で評価していただきましたが、まずはさんざん言ったように自然豊かで環境がいいという部分。運動させられる環境がすぐ目の前にあるし、陸上競技場(補助競技場)も無料で使えるし、公園も広いのでのびのびと遊ばせられる。小学校とか幼稚園の運動場や園庭もすごく広い。子どもの自主性を伸ばす保育環境が整っていると感じます」

画像 石原係長は鳥取で子育てをする父親でもあります。父親目線での鳥取市についても聞きました!

――なんか鳥取市の子どもたちが羨ましくなってきました……。

石原係長「あとは小児特別医療費助成の制度により子どもたちの医療費も安いです。高校卒業まで通院での負担が530円(1日の上限)なんですよね」

――それってすごくないですか? 特に小さい子どもは体調崩しやすかったりするし、病院を利用する機会が多いですからね。

石原係長「自分にも子どもがいますが、子どもを病院に連れて行った時に医療費も530円と安く、薬を処方してもらった際に小児特別医療費助成があることを忘れてお金を払おうとしたら『料金はいただきません』と言われて驚いた経験があります(笑)。親としては助かりますね」

――鳥取、子どもを育てる環境としても良さそう〜!

石原係長「鳥取市は共働きの家庭が多いので、学校が終わった後に子どもを預けられる児童クラブ(学童保育)も充実しています。またお子さんが発熱した時、治ったけどまだ学校に行けないという時にも「病児・病後児保育」という制度があり、専門機関が運営する医療機関などに預けてお父さんお母さんは仕事に行くことができるというサポートもしています。子育てしやすい環境は充実しています」

――お話を伺っていたら鳥取市に住みたい気持ちが出てきました!!

鳥取市の暮らし、まずは「お試し定住」から体験できます

石原係長「本当ですか(笑)。鳥取市の暮らしを体験できる『お試し定住』という制度がありますのでそちらがおすすめです。こちらの制度では現在、鳥取市内に8カ所の「実際に住める」住宅を用意しています。1日〜30日以内でご利用いただける短期利用タイプは5日間までは1日一律6000円。1日増えるごとに1200円加算で利用できます」

画像 お試し定住制度がある!(鳥取市お試し定住体験施設ページより・住居は一例です)

石原係長3ヶ月から1年のご利用の方で、移住意欲の高い方向けの長期タイプは温泉付きです。実際に利用いただいてから周辺に定住された方もいらっしゃいます」

――こうした制度から実際に定住に繋がっているんですね! 施設はどんな感じなんですか? 家電とか布団とか……。

石原係長「家電は付いています。設備は家電、Wi-Fi完備で、希望者には先着2組までですが電気自動車の貸し出しもしています。自分の必要な身の回りのものを持って、お布団だけご用意いただいて、あとは食材とかは周りのスーパーとかで手に入れられますし。布団は貸出を利用される方が圧倒的に多いですね」

――定住する意欲があって、あとは時間をなんとかできれば、夢の鳥取市の暮らしが試せちゃうんですね!

石原係長「お試し定住については鳥取市定住促進・Uターン相談支援窓口(0120-567-464)にて相談員が利用の申し込みを受付けています。お試し住宅以外にも、鳥取市で仕事を探す支援が必要だったり、滞在期間中にお住まいを探したりと相談を受けて、移住に向けていろいろ支援させていただいています」

――ありがとうございました! 鳥取市の暮らしすごい魅力的だ……!

画像 おまけの鳥取市で食べたおいしかったものです。もっといろいろ食べたい

 鳥取市は自然環境もよくてそれぞれが近い範囲に収まっている。それでいて人と人との距離感が近くてあたたかい。鳥取市に到着してすぐに喫茶店に入ったのですが、入ってくるお客さんが次々店主に「久しぶりー」って言って入ってくる光景を目撃しました。1組2組なら都会でも見るけど、なかなかない光景だったので衝撃を受けました。また食べ物もおいしかった〜! 実際に行ってみたら鳥取市は本当にいいとこでした。まずは観光で鳥取市に行ってみてはいかがでしょうか!

ちぷたそ

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提供:鳥取市
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2020年3月5日

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