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ルパン三世で知られる「フィアット500」モデルチェンジ シリーズ初の電気自動車に(1/2 ページ)

最新機能を備える一方で、外装のデザインは歴代モデルを意識しています。

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 フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は3月6日(現地時間)、コンパクトカー「フィアット500」のモデルチェンジを発表。シリーズ初となる電気自動車(EV)になりました。

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新型「フィアット500」(写真:FCA、以下同)

 フィアット500は、イタリアの自動車メーカーであるフィアットで生産しているコンパクトカー。日本では「ルパン三世」に登場するクルマ(関連記事)として知られています。今回のモデルチェンジではパワートレインを電動化。フィアットとしてはもちろん、FCAとしても初のEVになります。

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パワートレインを電動化したフィアット500

 新型フィアット500が搭載する電動モーターの出力は最大118馬力。最高時速150キロ、停止状態から時速100キロまで9秒で到達します。さらに運転手の好みに応じて選べるドライビングモードを搭載。これまでの内燃エンジンに近い「Normal」から、電力消費を抑え目的地まで効率的に走行する「Sherp」、エンジンブレーキの減速力を増やしアクセルペダルだけでの運転性を高めた「Range」という3つのモードを選択できます。

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新型フィアット500の内装

 前を走るクルマに追従する「アダプティブクルーズコントロール」や、車線中央を走るようにステアリングを制御する「レーンセンタリング」など、レベル2相当の自動運転機能も搭載されており、スマートフォンとクルマを連携させれば、車外から停車しているクルマの現在位置、バッテリー残量などをチェックできる機能も搭載されています。

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10.25インチのディスプレイも配置

 最新鋭の機能を備えている一方で、フロントエンドには1957年モデルを意識したデザインを施すなど、歴代のフィアット500を彷彿とさせる通好みの小ネタも潜ませたデザインに仕上げられています。

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リアのロゴは電気自動車を示す「e」を盛り込んだ新しいデザイン


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