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VWパートナーがビートルを電動化 Type 1をベースにしたEVカスタム「e-ビートル」発売、愛車をベースにするキット販売も(1/2 ページ)

ポルシェ「356」などのEV化も計画している模様です。

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 フォルクスワーゲン「Type 1」をEV(電気自動車)にしたカスタムカー「e-ビートル」が注目を集めています。

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フォルクスワーゲン「e-ビートル」(写真:フォルクスワーゲン、以下同)

 Type 1は1938年から半世紀以上にわたり製造していたフォルクスワーゲンの大ベストセラー車です。総生産台数は2000万台以上。現在も「ビートル」という愛称で多くの人々から親しまれています。

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車体はオープンカー仕様になっています

 e-ビートルを手掛けるのは、フォルクスワーゲンのパートナー企業「eClassics」。電動モーターなどのEVに必要な部品キットはフォルクスワーゲンが製造しており、メーカー公認のカスタムカーと言えそうですね。

 EVキットの仕様は、最大出力が83馬力、時速50キロまで4秒未満で到達する加速性能を持っています。気になる航続距離は200キロ以上とのことで、日常生活において十分な性能と言えますね。

 また、すでに所有しているType 1をベース車にすることも可能で、思い入れのある愛車をEVとして生まれ変わらせたいという人には嬉しいニュースかも。

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e-ビートルのパワートレイン

 e-ビートルのEVキットは、他のクラシックカーへの搭載も考えられているそうです。プレスリリースでは同じくドイツ車のポルシェ「356」の名前が上げられていました。

 ビートルをミニバイクに魔改造して楽しむファン(関連記事)など、その人気はいまだに高いですが、Type 1シリーズの生産は2019年に終了となりました。(関連記事

 いずれはパーツがなくなり、メンテナンスできる人も減っていくことを考えたら、EV化というのも良い案でしょう。



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