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東京大学が新型コロナウイルス感染症への対応について、五神真総長のメッセージを公開しました。感染拡大を徹底的に阻止するため、オンライン講義の推進など、さまざまな対策を決定しています。
同学では4月からの新学期授業は学事暦通り行うものの、対面での講義は最小限としてオンライン化を奨励し推進するとのこと。新学期の開始時に、教員と学生にオンライン授業のガイダンスと試行を行います。
加えて、卒業式および学位記授与式を簡素化。2020年の入学式典は行わず、式辞や祝辞などをオンライン配信するとのことです。
具体的なルールは記されていませんが、構内への学外者の立ち入りを制限する旨も発表されました。
同学は「知の協創の拠点として、世界最高水準の学問の叡智を結集させて、この人類の新たな脅威に立ち向かう所存です。今後も時宜を得た情報をアップデートし、必要に応じた対策を講じてまいります」とする姿勢を示し、理解と協力を呼び掛けています。
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批判に対しても「日本語通じない下級国民」とツイートしていました。