advertisement
週刊少年ジャンプ編集部は4月8日、20日に予定していた『週刊少年ジャンプ』21号の発売を延期すると発表しました。編集部に勤務する社員に新型コロナウイルス感染の疑いがあるため。
当該の社員は4月2日から出社を控え、自宅待機してPCR検査を待っている状態とのこと。また直接作家と接触する立場にはないとしています。
集英社は6日から全社原則在宅勤務としているものの、作家・関係者への感染リスクを考えて週刊少年ジャンプ編集部全体で作業を一時中断することを決定。このためジャンプ21号は1週間発売を延期し、21・22合併号としたうえで27日に発売する予定としています。ジャンプ20号は予定通り13日発売。
「大きな混乱を招き、ご迷惑をおかけすることを、毎週楽しみにしていただいている読者の皆様に心からお詫びいたします」(週刊少年ジャンプ編集部)
なお同日、早川書房も『SFマガジン』6月号の発売を延期すると発表。「新型コロナウイルスが感染を拡大している情勢を鑑み、編集部員および制作スタッフの健康を優先するため」としています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 新型コロナウイルスによる影響で「困っていること」を聞いた意識調査 1番は「マスクが買えない」こと
職場の在宅勤務率なども調査しています。 - 新型コロナウイルスの本当の怖さは“3つの顔”にある 日本赤十字社が「“負のスパイラル”を断ち切ろう」と漫画を公開
「病気そのもの」以外の怖さと解決のためのアドバイスを公開。 - TBS、新型コロナウイルス対策としてバラエティ番組など延期へ
ロケやスタジオ収録などを見合わせる方針。 - 献血、新型コロナウイルスの影響で例年より2割減 協力呼びかける
日本赤十字社によると目標に対し、87.7%まで下がった。 - ロックダウン中のロンドンは今 現状描く漫画に反響 ネットでは医療従事者に感謝の拍手を贈る呼びかけも
苦難にあっても町に残ると決断させたものとは。