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掃除中に描かれた「桜のカービィ」が心弾むかわいさ “はるかぜとともに”あらわれ去っていく

作者は黒板アートで知られるはまー(@hamacream)さん。

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 桜の花びらで地面に描かれたカービィが心弾むかわいさです。3体並んで今にも踊り始めそう……!




 カービィといえば「花より団子」を体現したような食いしん坊ですが、こうして見ると淡いピンクのボディーはまるで桜の妖精のよう。足は赤い落ち葉、瞳は地面の色をそのまま利用して描かれています。

 作者は「黒板アート」で知られる美術教師のはまー(@hamacream)さんです。今年3月には、卒業生に向けてクラス数と同じ7色のチョークで描かれた『鬼滅の刃』イラストが話題になりました。

 はまーさんによれば、カービィを描いたきっかけも授業の準備の一環。毎年2学期になると落ち葉アートの授業を行っているそうで、その春バージョンの教材研究として桜の花びらが用いられました。

 「人通りのない体育館裏にたくさんの花びらを見つけて、数日前からそわそわしてました」とはまーさん。また、新型コロナウイルスで社会全体が疲弊するなかで「何か少しでもほっこりできるものを作れないかなぁ」という思いもあったそうです。



 生徒からのリクエストで作品を作ることも多いはまーさんですが、残念ながら現在学校は休校中。カービィたちは生徒に見られることなく「はるかぜとともに」旅立っていきました。少し触れただけで崩れてしまう儚さは、どこか黒板アートに通じる美しさを感じさせてくれます。




画像提供:はまー(@hamacream)さん




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