advertisement
京王電鉄は2020年4月13日、駅に「ツバメのフン受け板」を設置すると告知。ひなが巣立ち、巣の利用を終える7月ごろまで設置する予定です。
この施策は、鳥類の保護活動を行うNPO法人 バードリサーチの協力で2014年度から行う毎年恒例のもの(関連記事)。
里地里山の減少や軒下がある日本家屋の減少などを背景に、近年、ツバメが駅に巣を作ることが増えています。ほのぼのする光景であると同時に、「ポトッ」と落ちるフン被害もどうしても発生します。利用客や駅設備にも、ツバメの住環境にも配慮した“やさしい”活動です。
フン受け板のデザインには、京王電鉄のキャラクター「けい太くん」と京王線5000系キャラクター「しんごくん」をあしらい、ツバメが卵から産まれて巣立つまでの姿を描きます。
また、バードリサーチの公式サイトでは他所で同様の対策をしたい人に向けて、同じフン受け板が作れる「フン受け作成キット」「認知ポスター」「対策Q&A」の制作・対策3点セットを無料配布しています。
皆さんも優しく見守ってくださいね。
(カナブンさん)
フォトギャラリー
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- サドルに鳥の糞べったり→盗む気が失せる 自転車盗難防止グッズ「鳥のうんちシール」が発想の勝利
目の付けどころが素晴らしい! - 京王電鉄、駅のツバメの巣の下にフン受け板を設置 春から初夏にかけてツバメ家族の成長を見守る
けい太くん・しんごくんも見守ります。 - ほのぼの京王電鉄のツバメのフン受け板 なぜツバメは駅に巣を作るのか、「フン受け板」推進団体に聞く
自作できる「フン受け型紙」も配布。 - 「阪急電鉄が駅からツバメの巣撤去」と反対するネット署名拡散 阪急は事実でないと否定
ツバメさんが追い出されてなくてよかった。 - 全車両ピンク色! 京王線にサンリオキャラ尽くしの「ハローキティ&サンリオ電車」爆誕、11月1日から運行
11月1日はキティちゃんの誕生日。