三菱自動車がコンパクトカー「ミラージュ」をマイナーチェンジ。2020年4月16日に発売しました。価格は143万2200円(税込、以下同)からです。
ミラージュは1978年に三菱初のFF(フロントエンジン・フロントドライブ)車として登場。日本では2000年まで5世代に渡って販売され、ホンダ・シビックなどと競うホットハッチとしてジムカーナやダートトライアルなどのモータースポーツシーンでも人気を博しました。
以降、後継モデルとなる「コルト」にバトンタッチして一時車名が消滅。しかし2012年にタイ生産の世界戦略車として現行の6代目ミラージュが登場し、日本にも逆輸入する形で復活します。6代目ミラージュは5ナンバーサイズでエントリーグレードならば100万円以下、そして重量900キロ未満という「安くて軽いコンパクトカー」として注目されました。
登場から8年目を迎えた今回のマイナーチェンジで2度目のフェイスリフトを実施。デリカD:5(関連記事)などに採用し、以後の三菱車の顔と位置付けるグリルデザイン「ダイナミックシールド」に一新し、迫力のある顔つきになりました。衝突被害軽減ブレーキシステム、車線逸脱警報システムなどの安全装備も強化し「サポカーSワイド」の対象となります。
国産自動車メーカーの中では比較的モデルサイクルの長い三菱車。ロングセラーモデルを“デリカ顔”に仕立て直すマイナーチェンジは海外向けのランサーなどでも実施されています。細いグリルでおとなしいイメージだった6代目ミラージュには似合わないかと思いきや、迫力の新顔になって、かつてのコンパクトスポーツ、ホットハッチのような雰囲気さえ漂います。
デリカD:5にもアウトドアイメージを高めた特別仕様車「JASPER」を追加
ミニバンの「デリカD:5」(関連記事)は、アウトドアイメージを高めた特別仕様車「JASPER」を追加します。価格は410万800円からです。
標準仕様ではシルバーで加飾され「電動シェーバーのようだ」などともいわれるほどに押し出しが強くインパクトのあるフロントグリルをブラックアウトし、引き締まった顔つきに変わっています。
併せて、かつての熱狂的なRVブームを思い出すような赤いマッドフラップや、キャンプ道具などを満載する際に便利なカーゴフェンスをJASPER専用オプションとして用意します。
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事故車両のエクリプスをベースに手作り。