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「ペンギン・ハイウェイ」「ゴールデンカムイ」のツインエンジンが新法人「EOTA(Engine of the Animation)」を設立 大スタジオから小規模チームまで包括

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 スタジオコロリドやジェノスタジオなどを有するツインエンジングループは、新法人「EOTA(Engine of the Animation)」の設立を発表しました。既存のスタジオに加え、より小規模なユニットも包括することで、大規模な映像コンテンツから手軽なショートコンテンツまで、柔軟性のある制作体制を構築するとしています。



 新法人はVR空間上で開催された「TWINENGINE Conference 2020」内で発表されたもの。代表の山本幸治さんは設立の背景について、近年のアニメ市場の変化として、Netflix、Amazon Prime Videoなどの配信市場が急伸し、企画のありようも変化してきていることを紹介。


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発表会はVR空間上で行われました

2010年初頭まではDVD・BDなどの売上が収益の7割を占めていたが、近年では配信市場が急拡大(※細かな数字については「経営企画部がいろんなところで引っ張ってきたので、細かいツッコミは抜きでお願いします」と山本さん)

 中小のアニメスタジオの存続が困難になってきている中でも、クリエイター個人のとがったセンスを生かす作品を制作していくため、その「受け皿」としてEOTAを設立したと説明しました。

 EOTAにはスタジオコロリドで「台風のノルダ」「ペンギン・ハイウェイ」を手掛けたクリエイター・新井陽次郎さんが率いるクリエイティブ・チーム「FILMONY」や、同じくコロリドから分派した形の川野達朗さん率いる「teamヤマヒツヂ」、ツインエンジン内のデジタル作画部だった部署を新たなスタジオとした「daisy」、3DCGに特化した「PEAKYS」など、個性豊かな顔ぶれとなっています。

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