男子校に勤めるかっこいい購買のおばちゃん漫画に、尊敬と憧れの声が続いています。口は悪いけど心意気がステキ。
とある男子校の「購買のおばちゃん」こと小谷千代さん。お昼時に購買に集まる男子生徒を、1人でさばくやり手のおばちゃんです。そんな千代さんには、もうひとつの顔があります。
それは「預かり屋」と呼ばれるもの。持ち物検査があると突然判明した際に、没収されそうなものを先生にないしょで預かってくれるのです。預かり代は、購買の商品をなにか買うこと。教師の知らない、この学校の秘密のルールです。
どうしてそんなことをしているのかと千代さんに聞くと「〈教師〉と〈生徒〉、この2つしかなかったら学校もつまらんでね。あたしらみたいな『第三者』がいた方が何かと面白いんよ」とのこと。とはいえ、生徒の味方をしていたら第三者とは違うじゃないか、というと、千代さんは笑って否定します。
「あたしはいい男の味方さね。だからアンタら、ダサい男になんてなるんじゃないよ」からかうようにニヤリと笑う千代さん。そして、もしも男前の先生がきたら、すぐに悪事を暴露するとも。いい男でいられるように、精進しておかないとなりませんね。
作者の羊の目。さんのTwitterでは、漫画雑誌を預かってもらおうとした途端に教師に見つかってしまった話や、預けた翌日に高校を去った生徒の話など、千代さんと男子生徒の日常を描いた漫画の続きが掲載されています。
教師とは違うやり方で生徒たちを見守る千代さん。友達も親とも違う距離感で接するかっこいい優しさに、心がほっこりとしてきます。読者からは「千代さんイケメン過ぎ」「芯のあるおばちゃん、素敵」「こういうおばちゃんになりたい」などのリプライが届いています。
作者は漫画家の羊の目。(@odorukodomo8910)さん。味のある絵柄で、優しい気持ちになれる漫画『1%ORANGE sideA』と、続編となる『1%ORANGE sideB』が発売中です。
画像提供:羊の目。(@odorukodomo8910)さん
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