簡単なようで奥深い「しりとり」。子どもたちとのしりとりでまさかの敗北を喫したお父さんの姿が、えむもと一家の日常を描いたブログ「コミックエッセイ えむふじんがあらわれた」で紹介されています。
しりとりで遊んでいるえむもと家の子どもたち。ちょうどお父さんである「えむ氏」が通りかかったとき、負けたのは長男「えむお君」でした。妹たちに負け、「弱い」と言われて悔しがるえむお君の敗因は「べ」で始まる言葉が思い浮かばなかったから。
その敗因を聞いて、えむ氏は「お父さんやったら何個も思い浮かぶわ」と強気の発言。それに対してえむお君は「ほんまやな?」と懐疑的な目を向けます。そう、普通のしりとりなら“べ”から始まる言葉は思いつくでしょうが、子どもたちが遊んでいたのは、「限界しりとり」というもの。
ルールは「トランプのカードの2〜11を準備、1枚引いて出た数の文字数を使ってしりとりを続ける(11は11文字以上でも可)」というもの。たとえば「り」で「3」なら「りんご」など、引くトランプの数で難易度がぐっと変わる、運と語彙力が試される遊びなのです。
「はい引いて」とトランプを出され、え? え? と戸惑いながらもえむ氏が引いたカードはなんと「J(ジャック)」 ……そう、「11」! ここで大変なカードを引いてしまう運の無さにガクリ。
「はいジャック〜! “べ”で11文字の言葉やで?」「答えてや、ほら」勝ち誇ったように父に絡むえむお君と次女「えむみちゃん」。さっきまでの自信はどこへやら、自らハードルを上げてしまっていたえむ氏、撃沈……。
“べ”で始まる11文字(以上)の言葉が思いつかずに「すんませんでした」と負けを認めたえむ氏。父をなぐさめるように肩に手を添える長女「えむこちゃん」の優しさが心にしみたのではないでしょうか……。
おうち生活が長くなっている今、こうやって手軽に遊べて盛り上がるゲームは助かりますね! そしてコメント欄にはたくさんの読者さんから「“べ”で始まる11文字(以上)の言葉」案が寄せられており、そんな言葉があったか! と感心しきりです。
あなたの運と語彙力が試される「限界しりとり」、みなさんもぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。なお、「限界しりとり」は東京大学発の知的メディア「QuizKnock(クイズノック)」がYouTubeにUPしています。えむお君たちもその動画を見てプレーしたそうですよ。
出典:ライブドアブログ「コミックエッセイ えむふじんがあらわれた」えむふじんさん
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