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OEM車は元車種より「地味」? 相乗効果となるいい例もあります
同じ車種が2つのメーカーから登場するとは言っても、設定されるグレードや装備、車種の知名度などに多少なりとも差があります。
もちろん、例えばトヨタ「86」(関連記事)とスバル「BRZ」(関連記事)のように、各所の味付けがかなり異なる工夫もあることでどちらも根強いファンがいるモデルもありますが、OEM車は元の車種と比べると地味な存在であることが多いようです。
例えば、個人・法人問わずそのメーカーのお得意さんや関係者が購入するクルマとして。極端な例でいえば、日産・フーガのOEM車として数年間販売されていた三菱自動車の高級セダン「プラウディア」は三菱グループ各社のエラい人が乗るための“自社グループの”社用車として見かけることが多かったり……(走るシーラカンスなどと愛されたデボネアは1999年に生産を終了)。
そんなルノー・日産・三菱アライアンスの連携ですが、単なるOEMではなく日産と三菱の2社がお金を出し合った合弁会社で開発・製造され、どちらもメジャーな車種に成長したという好例に、日産「デイズ」(関連記事)と三菱「eKシリーズ」があります。
軽自動車や商用車のOEM事例はけっこう多いです。特に軽トラックなどは、たくさんのメーカーから発売されているように見えますが、現行車種は実質的にダイハツとスズキの2社に集約されています。
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