マツダは4月23日、商用バンの新型「ボンゴブローニイバン」を発表。2019年5月13日に発売します。
ボンゴは1966年に登場したキャブオーバースタイルのワンボックス商用車およびトラック。トヨタ・ハイエースなどと並んで、商用、引っ越し、趣味トランポ用など多目的に使える「ザ・ワンボックスバン」の伝統スタイルが魅力です。ボンゴブローニイはボンゴをベースにホイールベースを長くした上級版で、長尺な荷物も収納できる荷室や荷下ろし容易なレイアウトを特長とします。
今回の新型は、トヨタ自動車のワンボックス商用バン「ハイエースバン」ベースの兄弟車(OEM:相手先ブランドによる生産)として展開。小型商用車4ナンバー枠に収まる車体サイズに、最長3メートル、最大1.25トンの積載量を確保した荷室を実現。荷物の積み降ろしを容易にする床面地上高62センチに設定し、幅1.18メートルと大きな荷室開口部を備えます。
安全運転支援装備も充実します。前方の車両や歩行者を検知し、衝突被害を防ぐ「プリクラッシュセーフティシステム」、車線逸脱を検知して通知する「レーンディパーチャーアラート」、坂道発進時に車両のずり落ちを緩和する「ヒルスタートアシストコントロール」などを搭載。ギアをマニュアル感覚で操作できる「シーケンシャルシフトマチック」付きの電子制御6速ATも全車に備えます。
ラインアップは積載量と機能重視のDXと、人の送迎なども想定した快適志向のGLの2グレード。それぞれに2WD車+2リッターガソリンエンジン(最大136馬力)、4WD車+2.8リッターディーゼルターボエンジン(最大150馬力)の2仕様を設定します。燃費性能は、JC08モード時でガソリン車がリッター10.4キロ、ディーゼル車がリッター12キロです。
価格は2WDガソリン車「DX」で242万1360円(税込、以下同)から。最上位の4WDディーゼル「GL」で359万4240円から。
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