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ビー玉が階段を延々ぐるぐる〜 シンプルな機構が不思議な動きを見せる「Kaleidoscope」に引き込まれる

ずっと見ちゃうやつ。

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 円筒内の階段をビー玉がぐるぐる回り続ける、不思議な仕掛けが「見入ってしまう」「いつまでも見られる」「音楽とのシンクロが楽しい」と好評を博しています。見ていて飽きない!


Kaleidoscope 色とりどりのビー玉がぐるぐる〜

 数学講師にしてパフォーマーの池田洋介(@ikeikey)さんが3Dプリンタで製作し、「Kaleidoscope(万華鏡)」と名付けた仕掛け。動きの不思議さとはうらはらに構造はシンプルで、基本的には段差をなす2つのパーツだけでできています。


Kaleidoscope 放射能標識に似た形のパーツを2種類用意

Kaleidoscope パーツの段差をなす部分には、それぞれ傾斜が付けられています

Kaleidoscope 2つを重ねると円筒状に

Kaleidoscope 外側をつまんで上下すると、段差の高さが変化

 2つのパーツを重ねて円筒を作り、外側をつまんで上下させると、段差の高さが変化。その中にビー玉を置くと、その居場所が坂になったり目の前に壁ができたり――これによって転がっては止まりを繰り返し、ビー玉は階段を回り続けるわけです。


Kaleidoscope ビー玉は壁で止まっているが……

Kaleidoscope 筒を動かすと壁が下り坂に。一歩前進して新たに飛び出た壁でストップ

KaleidoscopeKaleidoscope 同じ動作の繰り返しで、ビー玉は階段を回り続ける

 この仕組みを基盤に、池田さんは筒の数を増やしたバージョンも製作。段差の形に工夫を加え、ビー玉がいくつもの筒を渡り歩くように仕上げました。ビー玉の色数も増えて、「万華鏡」の名の通り、きらびやかな光景を描き出しています。


KaleidoscopeKaleidoscope 2連バージョン

KaleidoscopeKaleidoscope 4連バージョン。ビー玉の各色が散らばったり集まったりして楽しい

 Twitterでは「作ってみたい」との声も多く、池田さんはこれに応えて3Dプリンタ用の出力データを公開(商用利用不可)。ビー玉のサイズは12.5ミリだそうです。

YouTubeではロングバージョンも公開

動画提供:池田洋介(@ikeikey)さん


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