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GitHubが北極圏へのコード保管を開始 1000年先を見通して永久凍土の深さ250メートルにあるアーカイブ施設に

1000年後にあなたのコードが閲覧されるかもしれません。

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 GitHubは、将来の世代のために世界のオープンソースコードのアーカイブを北極圏で保管し始めたことを報告しました。


GitHubが1000年先を見通したコード保管を開始 北極圏の永久凍土深さ250メートルにあるアーカイブ施設 1000年以上保管できるpiqlFilm(画像はGitHubより)

 GitHubは2月2日に「GitHub Arctic Code Vault」として、同社にあるパブリックリポジトリのスナップショットを取得し、保存することを決定。7月8日、無事に北極圏の深さ250メートルにあるアーカイブ施設で、保管を開始しました。データは21TBあり、186本の「piqlFilm」というデジタル感光性アーカイブフィルムに記録されています。

 当初、GitHubのチームメンバーがアーカイブ施設まで足を運ぶ予定だったものの、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)感染拡大の影響で実行することが困難になってしまったため、パートナーと連携して保管作業を実行。箱詰めされたオープンソースコードがオスロ空港に運ばれ、ノルウェー領スヴァールバル諸島まで旅する様子を公開しています。


GitHubが1000年先を見通したコード保管を開始 北極圏の永久凍土深さ250メートルにあるアーカイブ施設 (画像はGitHubより)

GitHubが1000年先を見通したコード保管を開始 北極圏の永久凍土深さ250メートルにあるアーカイブ施設 (画像はGitHubより)

 スヴァールバル諸島に到着した箱は人口2000人程度のロングイェールビーンという町に運ばれ、使われなくなった炭鉱から永久凍土の深いところへと持ち込まれました。


GitHubが1000年先を見通したコード保管を開始 北極圏の永久凍土深さ250メートルにあるアーカイブ施設 (画像はGitHubより)

GitHubが1000年先を見通したコード保管を開始 北極圏の永久凍土深さ250メートルにあるアーカイブ施設 (画像はGitHubより)

 なお保存されたオープンソースソフトウェアに貢献した開発者にはバッジを付与。プロフィールのハイライトセクションに「Arctic Code Vault Contributor」と表示されます。


GitHubが1000年先を見通したコード保管を開始 北極圏の永久凍土深さ250メートルにあるアーカイブ施設 「Arctic Code Vault Contributor」を付与(画像はGitHubより)

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