世界的ファッションデザイナーの山本寛斎さんが7月21日、急性骨髄性白血病のため76歳で逝去。娘で女優の山本未來さんが7月27日にInstagramで報告しました。
寛斎さんは3月31日、急性骨髄性白血病と診断されたことをInstagramで公表。その際には笑顔でグッドサインをキメた姿を見せるとともに、「これからも世界中の人々に元気をお届けするため、『スーパー元気な山本寛斎』になって必ず戻ってきます! 皆さん楽しみに待っていて下さい!」と回復を誓っていました。
未來さんは27日、「父、山本寛齋は去る7月21日、私を含め家族が看取る中、安らかに76歳にてこの世を旅立ちました」と寛斎さんの死去を報告。「私にとって、父はエネルギッシュで明るいことはもとより、穏やかで、寛大で、人懐っこく、コミュニケーションを大切にし、無償の愛を与えてくれた存在でした」と偉大な父親への思いをつづり、「今後も女優業を継続する傍ら、2020年、年初より加わりました山本寛齋率いる『KANSAI SUPER STUDIO』にて父・寛齋の『元気』をスタッフと共に継承していきたいと思っております」と寛斎さんの意志を受け継いで活動してくことを誓っています。
寛斎さんのInstagramでもスタッフが訃報を周知。「闘病中も、皆様にもう一度『元気』な山本寛斎の姿をお見せしたいという本人の強い意志のもと、前向きに治療に励む傍ら、クリエーションに対する熱い思いをスタッフに語っておりました」「『人間は、無尽蔵のエネルギーを持っている。』どんなに苦しい時であっても、その気持ちを忘れずに、果敢に挑戦し続けました」など、最後までクリエイターであり続けた寛斎さんの姿が書き記されています。
ファンからは、「寛斎さんのスーツや着物が大好きでした。ご冥福をお祈り申し上げます」「寛斎さんは日本のファッションを世界へ切り開いて下さったパイオニアです。ご冥福をお祈りしています」「お父様は時代を作ったひとりだと思います」「寛斎さんの笑顔忘れません。たくさんのパワーをいただきました」など追悼の言葉が多く寄せられました。
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