SNS映えに関する情報を発信するメディア「Snaplace(スナップレイス)」がZoomなどのオンラインビデオ通話における「オンライン映え」に関する調査を実施、8月13日にその結果を公開しました。
調査対象となったのは、オンラインビデオ通話を使用したことがある20〜50代の男女100人。調査では、ビデオ通話を行う際に、画面映りをより良く見せるための「オンライン映え」と、それにまつわる消費について質問しています。
女性より男性が「映え」アイテムに投資?
「オンラインビデオ通話を行う際に画面映りを良くする『オンライン映え』のために何か物品を購入したことはありますか?」という質問では、意外にも20代男性が50%と、他の世代・性別と比べて「オンライン映え」にまつわる消費をしていることが明らかになりました。
全体の傾向として、女性よりも男性のほうがオンライン映え消費をしている割合が高く、男性は「授業の受講」「オンライン飲み会・オンラインお茶会」などパブリックな集まりで「オンライン映え」を意識することが多いことがわかります。
一方で女性は、男性では「オンライン映え」を気にする人が少ない「友人との会話」などでも「映え」を意識しており、シーンに関わらず「映え」を広くとらえていることがわかります。
多くの人が購入しているのは「照明用ライト」
「映え」アイテムとして1番多く購入されているのは「照明用ライト」で、「オンライン映え」にまつわる消費を行った人のうち、実に4人に1人が購入しています。
男女別に見ると、女性は、1位「洋服」、2位「メイク用品」、3位「照明用ライト」、男性では、1位「照明用ライト」、2位「壁紙」、3位「パソコンスタンド」という結果に。
「高性能なWebカメラを購入したので、壁の汚れが見えないように白地の壁紙と、手元と顔がはっきりするようにライトを購入しました。(23歳・男性)」「首元がキレイに見える服を買った。(49歳・女性)」など、それぞれの目的に合わせて「オンライン映え」用のアイテムを購入している様子が伺えます。
また、「賢そうに見える本が並んでいる様子を映すために本を購入しました。(35歳・男性)」という意見も見られ、それぞれに工夫をこらしていることが分かります。
会議や面接など、ビジネスでもオンラインビデオ通話の利用が急速に増えている中で、男女関係なく「映え」を意識する機会もまた多くなっているようです。
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