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耳の聞こえない親子がレストランに入ったら? 手話ができない店員さんの気配りを描いた漫画がすてきすぎる

相手の立場に寄り添ったコミュニケーション、大事!

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 手話に関して漫画で情報発信をしているぽにょ子(@ponyooko)さんが、ろう者の友人親子が出会ったすてきな店員さんの対応について漫画にしています。手話のできない人がろう者と接するときのために、覚えておきたいテクニックが詰まっています!


育児漫画エッセイ

 ぽにょ子さんの友人親子は、お母さんも娘さんも耳が聞こえないため、いつも手話で会話しています。その日親子が入ったレストランでも、2人は手話で何を頼むか相談していました。

 そこに1人の店員さんが、注文を取るために近づいてきました。店員さんは2人が手話で会話していることに気付いたようで、その場で耳が聞こえない方向けの対応に切り替えました。


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 まず座っている人の目線に合わせて姿勢を低くし、アイコンタクトを取ります。表情はろう者にとって重要な情報であり、視線は意思疎通のために役立ちます。メニューを指さして注文する娘さんに、店員さんは目を合わせて確認を取りました。最後に注文を繰り返す際は、店員さんからメニューを指さし、数を指で示して丁寧にチェックしたそうです。

 さらに料理が運ばれてきた時は、手振りを交えたアイコンタクトで「あなたですか?」と尋ね、どちらの前に料理を置くかを確かめました。親子はその店員さんの行動によって、ストレスなく食事を楽しむことができたといいます。


育児漫画エッセイ


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 手話ができない人であっても、アイコンタクトを積極的に取り、指差し確認や手振りを駆使することで、ろう者の方とはっきり意思疎通ができます。親子に接客した店員さんの振る舞いからは、相手の立場に合わせたコミュニケーションを心掛けることの大切さが伝わってきますね!

画像提供:ぽにょ子(@ponyooko)さん

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