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東京メトロ銀座線 虎ノ門駅に設置されたレリーフが、見る角度によって表情を変化させる不思議さと、どこから見ても目が合うような錯覚で注目を集めています。
虹はじめてあらわる(@nijihajimete)さんが投稿した動画には、「これは凄い…見に行かなきゃ」「ひぇっ…こっち見てくるぅう」と作品の迫力に圧倒されるコメントが寄せられています。投稿コメントに「2次元が踏み込めない、マイナスの世界に食い込んだ3次元の世界のようだった。何度も行き来して見てしまう」とあるように、近づいて撮影してもへこみが写らない繊細な仕上がりです。
「白い虎が見ている」と題されたこの作品は、彫刻家の中谷ミチコさんが手掛けたパブリックアート。サイズは縦約2メートル×横約9メートルと迫力があります。
作品のモチーフは、中国の神話に登場する霊獣「白虎」。白虎は虎ノ門の地名の由来とされています。作品では、白い虎のマスクと戯れる少女たちの群像を凹型のレリーフにより表現。群像の表情が見る角度によって変化します。その場に少女たちが実在しているかのような視覚体験ができる作品です。
なお設置場所は、東京メトロ銀座線の渋谷方面行ホームとなっています。
参考記事:【もう目が離せない!】メトロの新しいパブリックアートに大注目 - いまトピ
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画像の作成は中京大学心理学部准教授によるもの。